愛殺ファンブック鋭意作成中 【11月東京文学フリマに向けて】
入れたいことを入れたらタイトルがとても長くなってしまいましたね…。
はじめに
文学フリマに持っていく予定のイラスト集を作っています! イラスト集とは言っても、正式名称が分からないだけで、写真も小説もマークもロゴも色々入ってます。だからイラスト集とは言わんかも…?
Vermythic Worldのスタイルブック?ファンブック?といえばいいんでしょうか…。
設定集ではないですね! あくまで見栄え重視の本なので、細かい設定を入れているわけではありません。
短編などをほどよく入れつつ、公式イラスト使いつつ、異世界語のアルファベットや船の絵やグッズの写真などを使って本を作っています。
オシャレな雑誌と言ってもいいかなぁ…。
この本は数量限定でほんとに少数部しか刷らない予定で、今回はお試し販売のようなつもりです。
いずれちゃんとたくさん印刷して売りますが、最初の文フリではまずは『愛した人を殺しますか?――はい/いいえ 一巻』を購入して欲しいので、今回のこのファンブックはほぼ売らないという感じです🤔
いずれ頒布する予定のものと8割以上は同じ内容なので、いわば今回のものはbeta版というイメージです。
例のお友達デザイナーさんにめちゃくちゃ手伝っていただきました🥺 カラーのみの雑誌デザイン自体は初めてだったので、凄く大変でしたが楽しかったです。ありがとうございました💕
B5サイズです! おそらく2500円くらいで販売するはず…でもカバーつけたら3000円くらいになるそうな予感はある…( / _ ; )
なんのための本なの?
目標は初めてVermythic Worldを知った人、この本を手に取ってもらう人にこう思ってもらうこと。
『愛した人を殺しますか?――はい/いいえ』のストーリー内容とか、ラムズの非道で漆黒ヴィランな感じとか、これを楽しんでもらうというのはステップ2。
まずは「かっこいいからほしい」と思ってもらうことが大事🥺✨✨✨✨
別に愛殺自体をあまり知らなくても、それこそ初めての方に興味を引いてもらうための道具なのさ(ΦωΦ)フフフ…
そのためにここまでオシャレに本を作ったんです!!!
まじでこれ、市販で売られていても1800円くらいする代物だと思います。
元々愛殺ファンの方はもちろん、初めましての方の入口にもなる本だと思ってます。
愛殺ファンの方は、単純にここまでの愛殺世界の色々な要素をまとめた本ということで、ファンなら絶対嬉しいコンテンツがたくさん入っています…😋✨✨ 初公開の短編も入れました☆
逆に初めましての方は、小説の文章はそこまで多くないですし、本の紹介がくどいわけでもないので、導入にぴったりのスタイルブックでは無いでしょうか。ここで文章やイラストに触れて、実際の愛殺1・2巻や短編集に興味を持って貰えたらなぁって🥰
ちなみにこれを今度の11月の文フリで売らない理由は、むしろ「このデザインブックを買って満足してしまい、1・2巻を買う人が減りそうだから」です笑。それくらいクオリティ高いと思いますw
特に初めましての方は絶対これ買ったら満足しますだいぶ笑。
まぁこの本を買って満足するだけなら、1・2巻読んでもハマらない説はあるけども…🤔
ページネーション
この画像はページネーションと言います。いわゆるデザインラフ案というか……。それぞれの見開きの密度がどんなもんかを調べるために、簡易化して配置してます。
グレーの四角はだいたい文章がたくさん並んでいるところです。逆に黒い四角は画像です。(私は分かりやすいように、画像によっては黒ではなく茶色や赤色など、元の画像に近い色の四角を置いています)
こうしてすべてのページを一気に見えるようにすると、『ここは文章が続いているからダレないようにイラストページを入れよう』とか、『ここはしばらく見開きイラストが多いから、目が疲れないように白っぽいページにしよう』とか、雑誌全体のバランスを考えることができます。
ページの順番は、ページの密度を考えたり、写真とイラストが連続しないようにしたりで考えました。
──って思ってたんですが、
なんだか友人デザイナーさんの話をもう一度聞いていたらそういうわけでもない?みたいなのでもうわかりませんwwww
仕事でやるなら費用は?
今回の本は全部で60頁くらいありまして…
灰色の四角だけが二つ並んでいるのは小説ページなので、少なくとも45ページくらいデザインしたことになるんですかね?
もしこれを仕事として依頼されたら、15万はかかるかなぁ😇 本当に大変だった( / _ ; ) でもめちゃくちゃ楽しかったです!!!
15万は多分全然安い方ですね…。とはいえ、額面自体は大きい数字ですよね。でもそれくらい価値のあるデザインだし、本です!!!!!
小説組版とは違って、一つ一つのページをデザインしなければいけないですし、そもそも本全体の構成を考えたり、カラーページだったりで仕事が多いんですよね。なのでお高くなってしまいます。
また私の場合は拘って小説ページはInDesignを使う予定なので、色々なソフトであちこち作るので、余計大変ですね🤔
同人誌DTP作業でも、例えばTRPGのシナリオ集などであれば、同じく50ページで15万円以上ははかかってしまうと思います。
以前シナリオ集を手がけた時は、重要なページ部分のみ任せていただきました✨ あれは白黒でしたが、楽しかったなぁ…!!
雑誌のデザインは本当に多種多様なことができるがゆえ、お高いです。私もやりたいはやりたいけど、依頼いただいたらその月はそのデザインしかできないまであるので、なかなかハードな仕事になりますね…。
イラストの配置やデザイン色々頑張ったので、これを機に『イラスト集もデザイナーに頼めば神本になるんだ…』と思って欲しい😋
特にイラストだけでなく、キャラの設定とかを少しでも入れたい人はデザインちゃんとすると最強の本になれます💪
イラストレーターでもなんとなくデザインできる方もいますが、やはりデザインとイラストは全然仕事が違うので、ちゃんと勉強してないと一定以上のクオリティを目指すのは難しいのかな、と思ったり…。とはいえイラストレーターさんの本は、購入者層も『絵さえ見れればいい!!』っていう方が多いと思うので、そこまで気にしなくていいかもですが🤔
(そういう意味であくまでデザインまで手を出すのって、ほんと自己満だよね……)
目次
こうして見返すと、イラスト自体はそんなに多くないな? 一・二巻の紹介や短編集の紹介で、カバーデザインを載せていますが、このへんはカバーデザイン自体にイラストを使っていますが、そのイラスト自体を別で大きく乗せているので数に入れないことにします。すると、イラスト自体は11枚しかないです🤔
〇を付けたのがイラストメインなコンテンツで、☆がついているのは長めの小説が書いてあるページです。
とはいえ限界があるので、長くて5000字、少なくて1000〜1500とかでしょうか?
ちなみに今回入れた小説関係の文章すべてまとめると、1万6000字くらい…? もう少しあるかなぁ?
5000字の短編は2つしかありません。本当はもっと入れたかったけど、5000字→8ページくらい必要なので一気にページ数が嵩んでしまうんですよね…。冊子自体カラー印刷ですし、わりとこれくらいが限界かもしれませんね…。
beta版じゃないみんなにちゃんと頒布できるようにする方は、もう少し小説を増やしたい気持ちはあるのですが…🤔
ちなみに目次ページ自体はありません笑
あったところでそれを目当てに引く方はあまりいませんし、まぁなくていいかなと…。
でも、目次自体をオシャレに作りたい欲はあるので、ページに入れないけど宣伝のために作る!はありなのかもしれない???😋
英語がいっぱい
日本語の文章は基本的にはほぼ小説です。
それ以外の説明はほぼ英語ですwww
読ませる気ないけど、いやそのとおり、読まなくていいと思ってます笑
初めましての方に「ほしい」と思ってもらうためには、やはりぱっと見た感じのお洒落さが大事だと思うんです。Vermythic Worldの世界観が伝わればいいので、それはむしろ英語だろうな、と笑。
英語の部分は読まなくていいです笑。一応ちゃんと英訳しているので読んでも意味は通じますが、あまり意味の無い説明も多いですねww ちょっと遊んでるところもあります。
とりあえずかっこよければいいのです!!!!!
これはご依頼品でもないので、いくらでも文章は削れるし足せるんだなぁ…😋✨✨✨
無限の可能性😋✨✨✨✨
本来なら、『ここは1000字入るので、そのために場所を開けてください』、『キャッチコピーはこれです、変更はありません』、『こっちは英語でこっちは日本語、読み仮名もお願いします』とか、色々な指示が入ります。
同人誌ならいざ知らず、企業案件はこういうのかなり多いです。
増やせと言って簡単に増やせるものでもないし、もちろん減らすことはほぼできないです。
でもこれは私の本だし私はいくらでも文章考えられるので、どんな風に作ってもいいのだー!!!!!
意味のない英語を羅列してもいいし、日本語タイトルを英語に変えてもいいし、キャッチコピー入れるのやめてもいいし。
例のデザイナーさんと作業通話している時は、
と笑っていました笑笑笑
企業案件で確認時間がかかるのはもちろん仕方のないことで、それがダメとかでは全くなくて(悪口ではないです)、ただ自分で本を作ることとこうやって仕事でデザインをする時の差が大きくて面白い、という話ですね笑。
指定があるからこそ、その指定に合うようにデザインを考えるのももちろん楽しいのですが、デザイン性を一番に考えてイラストや文字を配置するのもめちゃくちゃ楽しいです。
なので大変ではありましたが、どんどんいいものになっていくことにわくわくしてました🥰
実際の印刷
まだ印刷していませんし、初めて使う印刷所さんなのでクオリティがわかりません…
特に本文や表紙の紙質が書いてないんですよね🤔そこだけでも問い合せたいなぁ。
本の開きがあまりにも硬かったり、本文の紙がペラペラだったりすると、いくらデザインが良くても「フリー雑誌」のようになってしまいます( / _ ; ) いわばタウンワークみたいな…wwww
どうか本文の厚みがそれなりにありますように…( / _ ; )
あくまでお試しということで、万が一印刷自体のクオリティが低くても許してください🙇♂️ これは私のせいではありません…!wwww
しいていうなら私がなるべく費用を削減したせい…?😇
究極論的にはオフセット印刷でばちばちに装丁も凝ればいいわけだからな🤔 でもそうすると一冊1万円くらいになります…😇😇😇😇 ここまでの赤字を背負うほどの財力がなく…😇
お金だけは妥協するしかないので、お金以外の部分で本気は出して、労力的な意味で全力を注ぎたいと思います( / _ ; )
ではでは、またここでスタイルブックの一部ページの公開などをしていくと思います〜✨✨
P.S.ラムズのイラストがしばらく続くのが微妙かなぁと思ってページの順番を検討していたら、デザイナー友にアドバイスを受けて違う形になりそうですwww
オマケ
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