つつまれて。
二人だけの時間を少しも無駄にしたくなくて、惜しむようにおしゃべりしつづけた日々。
次から次へとたくさん話す私を楽しそうに笑って見てくれた。
「うんうん」ってうなずいて、ときどき声を出して笑ってくれた。
そんなときの二人は過ぎていく時間が2倍速だったね。
いま、私たちはゆっくり本を読む。
二人でベッドに寝転んで、あなたの腕の中でしあわせな時間を過ごす。
本のページをめくる音と、たまに体勢を変える私がシーツに擦れる音。
そのくらいの音しかない静かな時間。
空気がやわらかい。
何も話さなくても、ただここに一緒にいれるだけで、私の心はおだやかになって、ときどきふっと寝てしまう。
起きても、かならず横にいてくれるあなたの安心感に包まれて、うとうとするんだ。
お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨