書きながら思いつくことを。

子供が出かけたあとベランダに出て、子供が歩いていく姿を眺めました。今日はね、とっても涼しい。寒いっていう感じなくらいの気温ですね。

空を見ると雲が厚くかかっていて、上の方から白・薄いグレイ・濃いグレイ・水色、そして最後にまた白、そんなグラデーションでした。

その最後の白のなかに、黒い点々がたくさん見えたんです。右から左に大量に流れていきます。家の屋根の近くをずーっと水平に右から左へと。その点々は２つのグループに分かれていました。グループは距離を開けながら右から左に流れ、左から右に流れ、ゆるやかなカーブを描きながらあたりを飛び続けています。鳥ですね。遠いので鳩なのか雀なのか、よく分からないけど、たぶん鳩だろうね。

その点々はかなりの大群で、あんなに大勢でどこに向かうのかなって思います。少しずつこっちに向かってきているのかどうかも遠すぎてよく分からないんだけど、もしあれらがこっちにザザーーっと飛んできたらおそろしいなって想像しました。

アメリカとかでハリケーンが近づいてくる動画ってよく見るでしょ。あの感じで鳥の大群が自分のほうに一気に押し寄せてきたらだいぶ怖いです。窓、網戸しめてたっけと後ろを振り向いて一応確認しました。家のなかに飛び込んできたら危険すぎですから。まぁそんなことは普通はないだろうけど。

こんなふうにあれこれ妄想しながら眺めていたら、見えなくなりました。どこかに集まってとまったのかな。でもあの大群に襲われる地域は大変だろうな。

もう子供も角を曲がってすっかり見えなくなりました。

最近ね、１日があっという間に過ぎていきます。１週間も同じくで、気付くと木曜日。「あぁ明日は金曜日か。お弁当もあと１日だ。やれやれ」って、ほんの数日前にまったく同じことを思った気がするのにもう１週間経ったんだなって思います。毎週。

こんなことでいいんだろうか。そんなことをぼんやり思いつつも、日々を過ごしています。

ここからちょっとドラマのお話。

今年はドラマがね、クールの切れ目がぐちゃぐちゃになって、あれが終わったと思ったらこれが始まるみたいな感じですよね。「そもそもクールは必要か？」みたいな記事をネットで見かけたけど、個人的にはクールは欲しいな。なんか切り替わらずにダラダラ見続けるのがちょっと抵抗あります。

前クールはスタートがバラバラになったけど、すごくおもしろいドラマがいくつもあったね。『なぎささん』『MIU』『半沢さん』『おじさん』とかね。いままだ続いてるのだと『竜の道』『私たちはどうかしている』『アンサング・シンデレラ』とかも見てます。なんか久しぶりにドラマをゆっくり見てる気がする。

もうちょっと書くと、『竜の道』に登場する松本まりかさんから目が離せないんです。好きだなぁ。

『竜の道〜二つの顔の復讐者』第七話
今夜9時

今夜は最終回前の、クライマックスです。

何かが壊れる。

そんな回になるかもしれません。

そして
ビッケブランカさんのオープニング曲、セカオワさんの主題歌痺れます。 pic.twitter.com/6qF4zginqf

— 松本まりか (@marika_2000) September 8, 2020

とっても美人な彼女はすごくやばそうな演技がお得意で、２０１８年に放送されたドラマ『ホリディラブ』での不倫妻役はものすごかったです。あざとすぎると評判でしたが、彼女が次に何をするのか目が離せなかったですね。

『竜の道』でも存在感抜群です。愛を信じない、そんな生き方をしてきたのに、ある男性（高橋一生さん↑）から愛され心を許し始めています。この男性は彼女の親に復讐する目的で近づいてきたんだけど、彼女の深い孤独を感じて、たぶん愛が芽生え始めてるんだと思います。

彼女の母親が亡くなって、強い不安と孤独に落ちていく彼女。彼の自分への愛も信じられなくて、何度も彼を試そうとする言葉を言ってしまう。信じたい、でも信じるのが怖い、揺れる心。そんな彼女に彼が言います。

「もう大丈夫だ。俺がいる」

そう言われて泣きながら彼を抱きしめた彼女、そのときのすべてを溶かしたような表情はなんていうかもう胸に来ました。

彼女ね、ほんと強く硬く自分をガードしてたんです。誰にも心を許さないように心を殺して生きてきたんでしょうね。そのガードが少しずつ剥がれていく。不器用ながらも彼を愛し始めてね。こういう女性が誰かを深く愛してしまうと、怖いですね。もしも裏切られたときの絶望を想像すると心配すぎます。だから彼女を救ってあげて欲しいなって思いながら見ています。

『竜の道』は毎週火曜２１時放送です。

ではみんな、今日も元気でね。