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越後妻有

Tomofumi Yokoyama

星峠の棚田  2023.5.22


スタンドには人生の先輩方
失礼ながら
見た目にはスポーツとは縁遠く…
TV番組「FOOT×BRAIN」で
そんな光景を目にしたのは昨年のこと

「なぜ」を確かめるべく
すぐに向かった新潟の十日町
そこには
地域に溶け込むチームの姿
選手を見守る地域の方からは
「私はこの子たちが好きなんだ」
という言葉
「ここには都会にない豊かさがある」
とは監督のひと言

そしてこの日
再びこの地へ
チームは写真撮影と田植えの日
半年ほど前
1回来ただけなのに
何だか懐かしい雰囲気
何より嬉しいことは
再びの訪問を歓迎してくれたこと
ある選手からは
「立川アスレティックを調べてみたんですけど…」
というありがたい声


まつだい「農舞台」で田植え
翌日の練習から


豊かであると感じるもの
豊かであると感じる人生

十人十色
人それぞれ

それでも

新たな出会いがもたらすもの
人と人との繋がりがある人生

その価値は
きっと誰もが実感すること

それぞれの活動が
繋がり
広がり
さらに大きなものとなりますように

その先にあるものが
きっと皆が目指すもの



横山 朝史(よこやま ともふみ)
1967年9月11日生まれ。元公立小学校教員。東日本大震災の被災地を巡る中で、スポーツのもつ力とその可能性を実感。クラブの理念に共感し、今シーズンより立川アスレティックに関わる。自身の競技および指導歴はサッカー。

FC越後妻有(FCえちごつまり)
女子サッカー選手が棚田の担い手として移住・就農し、プレーする農業実業団チーム。大地の芸術祭から派生した、過疎高齢化で担い手不足の棚田を維持するプロジェクトである。


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