読書感想文 「禅僧が教える心がラクになる生き方」
こんにちは、42歳通信制短大卒業し大学編入まもなくの
にしぱんだです。
読書感想文第4弾
<読んだ本>
禅僧が教える心がラクになる生き方
<読むキッカケ>
現代仏教僧の松本紹圭さんがMCをつとめるPodcastに著者がゲストに出られ、著書を出される時のエピソードが面白かったので購入
<感想>
タイトルから想像すると、なるほど!って思う様な言葉が沢山書かれてるのかな?と思いがちですが、そういう本ではありません
著者が相談やお話を聞いた事をベースに各章に分けて書かれていますので、一気に読むと言うより、移動時間に少しつづ読みたい本です。
第四章の「死に向かって今日を生きる」
非常に幸せな去り方をされた方々が紹介されます。
私もこんな形でこの世を去れたら素敵だなーと
素敵な最後を迎えるために「徳を積もう!」って思ってもそれは無理
そうではなく人の為に色々やっていくうちに徳が積んで行き
良き縁に恵まれそしてスーッとこの世を去れるのですねー
私は30代特になんで私ばかりこんな目に遭わなくちゃいけないんだ!こんなに頑張ってるのに誰もわかってくれないんだ、なんで彼氏は私を労ってくれないんだ、そして大切に扱ってくれないんだなどなど自分の事ばかりを思っていました。
声を掛ければお酒を飲んで愚痴を言い合うものの、どこか遠出をしようや自宅に招かれたり招き入れたりできる人がいませんでした、、、
貧乏金なし暇なし状態で、常に心はカサカサ、気持ちはいつもピリピリしていました。
プツっと糸が切れそうになったのは、36歳の時会社の足切り対象者になってしまい、そこから働き方、生き方について改めて考える様になりました。
その時に、この本に出会ってたらなんて思ってみたりもしますが、なんでもそうですけどタイミングなんですよねー
本書にも書かれてますが
人生最大の仕事は「死ぬこと」
そうなんで、死に向かって生きてるんです
生きたから死があるんです
著者の南直哉さんに会いに恐山に行きたくなる
そんな本です。