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~読書感想 書き続ける人になるために ~

またしても久々の投稿。
今回は今まさに記事を書いていることがテーマの本、
「書ける人だけが手にするもの」を読み込みましたので、感想を書きたいと思います。

そもそもなぜ手に取ったのか

実は、note以外に趣味で小説を書いております。しかし、これがある時からぱったりと指が動かなくなり、話を進めることができなくなりました。もちろん、素人のアマチュアの趣味ですので、止まったところで誰も困らないのですが、いかんせん気持ちと行動があべこべになっており、悶々とした日々を過ごすこと半年。書店でたまたまこちらの表紙を見かけ、思わず手に取った次第です。

誰がために書くのか?

自分のためだと、この著書には冒頭にはっきりと書いてあります。立ち読みした時、このワードに惹かれて購入しました。素人のアマチュアの、止まったところで誰も困らない小説に、他人の目線と評価を気にして、自分は手を止めていたのです。

書くこととは?

自分の考えを整理する、いわば洞窟の中を照らすランタンとこの本では説明されています。その通りだと思う反面、自分の洞窟はまだまだ小さく、外からの経験や文献、知見を取り入れないとすぐに照らし尽くしてしまいそうに思いました。そう言った、インプットも、もちろん重要といろいろな話に例えて紹介されております。

書く時の心構え

あまり多くを書くと、ただのネタバレになってしまうので、最後に1点だけ。
書く行為というのは、いわば車を高速道路で走らせる事。エンジンをかけ、給油を確認し、一度インターに入れば最後、トップスピードを出し続け、途中で降りることなく目的地まで突っ切る・・・。そんなイメージで手を動かすべきだと。
この例えは心に刺さりました。
よく、書く前にウダウダと悩み、ベットに寝ころび、挙句スマホを弄りだす。そんな時、『まだ高速に乗っていない。エンジンをかけ、インターまでの路地道を走らねば…』そんな考えに切り替えることで、何とかPCの前に張り付き、手を動かすことができるようになりました。

仕事でも同じような考え方をすることによって、作業効率も上がったと思います。

最後に

自分には息子が二人います。誇れる父になろうと答えのない日々を奮闘しておりますが、とりあえずは自分で始めた物語ぐらいはしっかりと結末を描ける、そんな男になれるよう、日々自分の洞窟にランタンを照らしていく心構えにこの本はさせてくれました。
もちろん、勉強し、知識を吸収、それを照らし言語化するこのnoteの投稿も細々とですが、自分のために続けようと思います。


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