見出し画像

掃除・整理・整頓で手に入れるもの

#27
2024.3.26.

教室の掃除。
掃除は苦手ではないし、むしろ好きな部類である。
物は多くないので片付けも楽である。

ただ今年はみゃー先生の影響で使った教室に向き合う姿勢が変わった。


掃除は徳を積んでいる

年度末の教室掃除は、いつも、ある程度のところで切り上げていた。
黒板掃除、棚ぶき、床掃除はきれいにするのだが、棚の上、机の中までは丁寧に掃除していなかった気がする。

ただ今回は違う。
「徳を積む」という意識がどうしても頭をよぎる。
ある程度のところでやめようと思った。この程度でいいかとも思った。
でも気になってしまう。
あと少し、あそこも汚れている。

全く打算的な徳の積み方ではあるが、こうやって実際に行動してみることで、それが習慣となり、人格となるのだろう。
それもこれもみゃー先生があんな記事を書いたからだ。
何てことをしてくれたんだ!
いつもありがとう!
おかげで徳を積むことができました。

掃除の効果

①ストレス解消になる

掃除をするとストレスホルモン(コルチゾール)が低下するという研究もあるという。
インターネットでコルチゾールを調べてみた。
コルチゾールが増加すると、免疫が下がり、代謝が悪くなり、脂肪がつきやすくなるという。
掃除は運動にもなるし、ストレス解消にもダイエットにもなる。

②思考の整理になる

片付けをすることは頭の中にある考えを整理することにつながる。
物理的に物が片付いているという環境をつくること、どこに何がしまってあるかわかる状況をつくることは、頭の中の整理につながっているという。
整理することはカテゴライズすることである。
例えば本棚を整理するときに、大きさで分けるか、種類で分けるか、作者で分けるかなど考える。何が適しているのかは、その人の特性や持っている本の種類、量によるだろうが、整理することで分類(カテゴライズ)をして、検索をかけやすい状態をつくっている。
同じように頭の中の思考も分類や整理することにつながっている。

③ゆとりを手に入れる

平均的なビジネスパーソンは、探し物に年間150時間だの80時間だの遣っているという。(インターネットによってまちまち)
これは個人差があるものの80時間だとすると、1年間のうち3日以上の時間を探し物に使っている。
3連休は最高な気分にさせてくれるのだが、もし探し物がゼロになれば、3連休が生まれるようなものではないか!?
これは飛躍しすぎだとしても、探し物をする時間を減らして、ゆとりのある時間を過ごしたいと思う。

整理?整頓?違いがわかりますか?

整理整頓とは言うが、整理と整頓の使い分けをできるだろうか?
weblio国語辞典で調べてみた。

整理

1 乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。
2 無駄なもの、不要なものを処分すること。また、あとあと煩わしい問題が起こらないように処理すること。

整頓

きちんとかたづけること。また、きちんとかたづくこと。整うこと。

整理・整頓の使い分け

なるほど。
今あるものをとりあえず出してみて、必要不要で分類して不要なものを処分することが「整理」であり、必要なものをきちんと所定の場所に片づけることが「整頓」である。
つまり、「整理」してから、「整頓」する。
前任校には、倉庫から物を出して、また元に戻すだけの方もいた。
本人は片付けているつもりでも、彼女には処分すること(整理をすること)が必要だったのだ。

まとめ

文章が散らかってきたので、思考を整理しようと思う。
◎掃除をすることのメリットは3つ
・ストレス解消になる
・思考の整理(の練習)になる
・ゆとりが手に入る
そして何より「徳が積める」
◎整理整頓とは
不要なものを処分することが「整理」
所定の場所に片づけることが「整頓」

いずれは、私が心がけている整理整頓術についても書いてみたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?