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親父から継がなかった会社、そこの会長には相変わらずの視野の狭さに驚愕したわ、、、トホホ

社長になって5年くらいしてから、
親父の会社で唯一継がなかった会社の、
設立20周年パーティーに呼ばれた。

ここは本当に継がなくて良かったと、
思った会社だ。
まだ、今の会社に入社したばかりの頃、
親父とこの会社の新年会に行くことになった。

第1印象は最悪だった。
親父を神格化して、私をとにかく、
駄目な跡継ぎということでしか話をしない。
なんで、ここのスタッフは私の悪口と、
後ろ向きな話題しかしないのだろうと、
思っていた。

それから、何年か経ちまた新年会に誘われた。しかし残念ながら、
全く雰囲気が変わっていない。

お前の考え方は甘い!
お父さんがいるからできているだ!

のレッテルを貼る。
当時それなりの実績も作っていたこともあり、
なんだあいつらは!と当時若かった私は、
クレームをつけたのを覚えている。

それから、また10年後に呼ばれたのが、
20周年記念パーティーだった。
私も代表となり、
すでにこの会社は私が継がないことが、
決まっていたので、
なんの利害もないのだが、
わざわざ、向こうから招待状が来たのと、
親父の誘いもあり参加した。

久々にお会いしたスタッフからは、
和やかな雰囲気の中、
お礼などお声がけをしてもらい、
もちろん、私もこだわりがないので、
おめでとうございます!と、
スタッフの皆さんと談笑していた。

ところが、
親父の側近だった会長を務める、
古参トップから、
信じられない言葉をぶつけられた。

「お前は親を大事にしてないから、
もっと大事にしろ!」

と突然耳元でボソッと叱責を喰らったのだ。
10年ぶりに会って話した内容がこれ?
大事にしろ!も余計なお世話だよ。

お礼の言葉がほしい訳ではないけど、
社交辞令も言えないのかよと、
さすがに、この人の器量の狭さに、
呆れてしまった。

苦笑いしながら、
「そうですね。私は親不孝者ですからね。」
と返しておいた。

パーティー会場に入る時に、
親父にはニコニコで対応していたが、
私が挨拶行こうとしたら、
プイッと、
別の来客対応をしたりしてたから、
初めから何か言ってやろうと、
思っていたのだろう。

こういう人って困るよ。
じゃあ、何で俺を呼んだんだ?
って思うよ。

ほんと!
跡継ぎってこういうのが面倒くさいよね。
共感できる世襲社長さんいると思うけどなぁ。

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