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恥も外聞もない、考えるとチャンスを逃す

業績を伸ばす時に必ず起きることがある。
それは、これまでのやり方を変えることだ。

私は会社を継いだ跡取りだから、
初めは親父がやってきたやり方や常識を、
覆すことが多かった。
そのため、
私の考えに間違いはない!
と強気に進めていく事ができた。

しかし、
これが、私が作ってきたやり方を、
根底から覆すことになった時はどうだろう?
ましてや、
部下でそれも若いスタッフから、
指摘された場合はどうだろうか?

まず、私と共にやってきた、
年配のスタッフからは、
反対までいかないくても、
もう少し考えなさいと、
若手に諭してしまう。

その提案が正しいと思えば思うほど、
ちょっと待て!と成りがちになる。

これまでのやり方ではダメだとなると、
これまでやってきた自分を否定されている、
そんな気持ちに陥るのだ。

こんな時、
私は恥も外聞も捨てて、
なぜこれまでのやり方だとダメなのか?
とあえて会議の場で、
教えてほしいと聞くようにしている。
みんなの前で、
私自らそう宣言することで、
見直しをやり易くなるからだ。

実際にこの1年で、
新しい体制にしたり、売り方を変えたり、
若手の意見を聞き様々な改革を行ってきた。
そのどれもが、
これまでなら考えられなかったことを、
取り入れたものばかりだ。

これにより、
ビジネスチャンスが広がった。
特に物流事業はガタガタだったが、
業績をV字回復させている。
2024年問題で、
オワコン業界的なニュースが飛び交う中で、
上手くいっているのは、
これまでのやり方を、
素早く変えたことが要因である。

全てはプライドが邪魔をする。
といろいろな書物に書かれている。

恥も外聞もなく新しい指摘がされた時、
チャンス到来と捉えて行きたい。

あれこれと考えていたら、
チャンスを逃してしまうからね。

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