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本当は働きたくない…だらしない経営者なのだ

会社のトップは現場の隅々まで把握して、
スタッフ全員と一丸となって突き進む。

最後は現場に答えがある。

この理屈は凄くわかる。
緊急時には必ずこの原点に戻り、
私自身が飛び込んで責務を全うする。

私の友人には平時においても、
現場に立って指揮をして、
主に幹部スタッフをうまく動かし、
売上と利益を伸ばしている。
うちよりも規模がでかいから、
本当に凄い経営者だと思っている。

しかしながら、
私は平時においては、
このような動きをしないから、
あんまり褒められた社長ではない。

時間も持て余しているし、
暇ができれば、
良く言えば自己投資、
悪く言えば遊んでばかりいる。
事務所を抜け出しゲーセンに行って、
腕を磨いていたりしたこともあった。

ひどい時だと月1回くらいしか顔を出さない。
出社して2.3時間もすれば、
ぶらぶらと出かけてしまう。
なぜなら、働かないから暇なのだ。

大変な自体になるのだぞ!
部下は内心そう思っているかもしれない。
社長は遊んでばっかりいるなあ…

正直に言う、
私はだらしないです。

うちは優しいスタッフばかりだから、
遊んでいてください。
と言ってくれる。
完全に甘えている。

昨年から業績が悪化して、
いろいろ原因はあるが、
幹部スタッフが経験不足から、
結果的に現場を放ったらかしにした。
それと、
彼らが上げてくる業務報告を鵜呑みにした。
この2つが根本的な原因だった。
あくまで、経験不足が元である。

なので、
今は私自らが現場に飛び込み、
一緒に課題に取り組んで、
改善をしている。
私も新しい経験を沢山積ませてもらっている。

でもね…
だんだん状況が改善されてくると、
やっぱり、私はサボり出す。

もちろん、
いきなりサボりだすと、
また同じことの繰り返しになるから、
すぐにぶらぶらしたりはしない。

本音は働きたくない。
だから、
誰でもいいからやってよ!ってなる。
つまり、好きにやって良いよということ。

本当にめんどくさがりで、
だらしない経営者だと思う。

そのかわり、
やりたいならどんどんやればと思うから、
やたら自由度は高いと思う。

弊害としては、
自由度が高すぎる分、
何して良いか分からなくなり、
自由の不自由が起きてしまうが、

何をしても良いんだ!
と気が付くと、
突然、成長するスタッフが現れる。
これまた嬉しく思う。

あっ!
これだけは言っておくけど、
責任は全部取る。
これは常にスタッフに話している。

失敗はあくまで結果でしかない。
過去は変えられない。
これからどうするのか?
これらが重要だから、

チャレンジしたから失敗する。
早く気が付いてほしい。

もちろん、
口だけではなく行動もしている。
問題が起きれば謝りに行ったりする。

スタッフの失敗は全て私の責任、
そういうことは、
当たり前だからね。

これは嫌とかではなく、
経営者の仕事だと思う。
これ出来ない人は、
経営者はやらない方が良い。
トップの無責任はスタッフが可哀想だからね。

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