対馬の和多都美神社のニュースから思う事
トップ写真 対馬 和多都美神社 この時間は干潮でした
インバウンド嬉しい反面 問題も多々あり
少し前のnoteにて、
旅先で受けた親切のありがたさ。
日本を訪れる外国人の方たちへ。
少しでも楽しく過ごしてもらえたら。
その為に、ご縁があれば、
おもてなしの心で接しましょう。
そんなことを書きました。
コロナが明け、円安のタイミング。
多くの外国人が日本を訪れる。
これは嬉しいことです。
半面、京都ではオーバーツーリズムの問題。
他、ルールを守らない観光客が増加。
地元住民の皆様は対策に手を焼いています。
対馬 和多都美神社のニュース
そんな中、
先日、ネットニュースにて流れて来た記事。
対馬の和多都美神社。
韓国人の参拝を全面禁止とするというニュース。
なにがあったの?
驚いて、記事を読んでみると、
韓国人観光客のマナーの悪さ。
境内で喫煙し、吸殻をポイ捨て等々。
そんな様子が動画でも流されていました。
対馬と韓国の距離。
地図をご覧いただくと一目瞭然。
九州よりも、韓国釜山への距離が近い。
釜山から対馬へのフェリーが運航されており、
約70分で行き来ができます。
そんな背景から、
対馬を訪れる韓国人はとても多い。
ひょっとして、
日本人よりも多いかもしれません。
対馬においては、これまでも、
韓国人観光客と現地住民とのトラブル。
報道されていたのを見たことがあります。
その多くがマナーの悪さ。
仏像盗難事件もありましたね。
苦渋の決断なのでしょう
近年は、韓国の指導者も変わり、
日韓関係も一時の冷え込みから回復。
そんな折の、
和多都美神社の措置。
熟慮に熟慮を重ねた上の苦渋の決断。
だったのではないか。
一歩間違えれば、国際問題に発展する。
かもしれない措置。
現場ではどんなことが起きていたのか。
堪忍袋の緒が切れた。
そんな感じなのでしょうね。
他、靖国神社に落書きした中国人。
捕まりそうになると国外逃亡。
全く、悪いことをしている意識はなく、
逆に、
良いことをしているくらいの感覚で開き直る。
受けた教育のせいでしょうけど・・・
神社を大切にしている日本人の感情。
理解できないのかな~?
神社も寺も教会もモスクも神聖な場所
私は、いろいろな国を訪れ、
いくつもの宗教施設へもお邪魔して来ました。
その中でもイスラム教のモスク。
特に厳しく、服装はもちろん、
写真撮影のポーズまで、
多くの制約がありました。
それは、イスラム教徒の方たちが、
大切にしている宗教的価値観や教え。
守って来た聖なる場所だから。
モスクを訪れる世界中の異教徒たち。
モスクへ入る時は、
決まりに従い、
イスラム教徒が大切にしている場所であること。
深く理解し、リスペクトの気持ちを持って見学。
もし、そこで吸殻をポイ捨て以前に、
煙草に火を付けただけで、
拘束されてしまうでしょう。
おそらく、マナーを守らない観光客も、
それくらいは理解しているはず。
その上での蛮行。
日本なら、これくらいしても大丈夫。
そんな甘い意識があるのかな~?
だとしたら、改めていただきたい。
神社は日本人に取って、
大切で神聖な場所なのです。
所変わればオーケーなのでしょうか
ただ、突っ込み材料となる事件。
春にありました。
韓国へ取材に行っていた有名キャスター。
取材中、路上喫煙をしてポイ捨て。
動画に撮られ拡散。
当人が、
テレビで謝罪する大事件となってしまいました。
これが、国が違ったらどうなのか。
実は私は愛煙家です。
肩身が狭くなったご時世であるということ。
深く理解しており、
ポイ捨てなんてもってのほか。
かなり、周りへの配慮をしているつもり。
フランスへ行った時、
携帯灰皿に吸殻を入れていると、
ガイドさんが、
「道へ捨ててください。大丈夫ですから。」
そう言われました。
「屋内はダメですが、屋外はどこでも大丈夫です。」
そう言われても、
さすがに、日本代表として、
異国へお邪魔して、ポイ捨ては出来ません。
そのために携帯灰皿持参してるのですから。
欧米諸国の多くでは、
過去の奴隷制度の名残なのか。
汚す人と片付ける人。
合理的と言うか分かりませんが、
分けられていて、
ゴミは捨てて良い。
掃除する仕事の人がいるから。
そんな印象を受けました。
確かに、夜は道に捨てられていたゴミ。
朝早く、掃除する車によって集められ、
街はきれいになっていました。
そんな様子が、欧米諸国の常識。
だから、日本に来た外国人。
日本の道にゴミが落ちていないこと。
ビックリするんですね。
そもそもの価値観が違うのです。
謝罪をした某キャスターさん。
ポイ捨てがヨーロッパなら、
あんな大騒動にならなかった。
かもしれません。
が、モラルの問題です。
サッカー日本代表とサポーター
サッカーの国際大会。
訪れる日本サポーター。
試合後、スタンドのゴミを収集。
きれいに掃除をして帰る。
勝っても、負けても。
一貫してます。
代表チームも同じ。
ロッカールームを整然と整え、
現地のスタッフへの感謝の言葉。
折り鶴と共に、書き残して去る。
かっこいいですよね~。
凄いと思うのが、
勝っても負けても。
一貫してやり続けている。
またそれが、
世界中の人から、
日本人は素晴らしい。
そう認めてもらえている。
私たちはその恩恵の上に、
世界を旅することができている。
ありがたいことです。
国を出たなら みんな代表選手
日本人にも悪いことする人はいます。
それはどこの国でも同じ。
でも、一たび海外へ出れば、
たった一人の行動。
良いことも、悪いことも。
○○人は・・・。
全て一括りに捉えられてしまうのです。
また逆に、
一つの事件の報道により、
当事国への反感情。
高めてしまっている報道内容。
そちらも、
受け取る側の冷静な分析力も必要だと感じます。
いずれにせよ、
異国を訪れる際のマナー。
改めて肝に銘じておきたい。
感じたニュースでした。
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