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新情報! やまつみの宮(仮称)に与謝野晶子と鉄幹が泊まったかも情報

トップ写真 佐那河内村大川原高原より、阿波説では出雲の吉野川流域と沿岸部を一望できる。天孫族は出雲族を見張っていた?


なぜか著名人が集まる佐那河内村


計画中の山の宿。
徳島県佐那河内村(さなごうちそん)
にあります。

古事記阿波説でいうと、
佐那河内村と隣接する神山町周辺。
古事記でいう高天原であった。

と、いうことは、
天照大御神はじめ、
天孫系の神々がお住まいになった場所。

佐那の縣といえば手力雄命を祀る天岩戸別神社 三社皇大神宮ともいう

ということになります。

これまでnoteに書いてきたように、
私の私見では、伊勢の元もこのエリア。
今に残る神社と祀神から、
そのように推理することができます。
(詳しくはバックナンバー読んでね)

アクセスは徳島市内から、
車で30分から40分くらい。

山と川の自然に囲まれており、
他ではない「気」とでもいうのでしょうか。
佐那河内の魅力に気づいた都会人。
多くが佐那河内に移住してくるほど。
しかも、各分野で活躍してきた著名人たち。

なにかを感じ取る力があるのでしょうか。

春の嵯峨川と左手に嵯峨天一神社 天照、月読、天一神を祀る

与謝野晶子、鉄幹が宿泊?


先日、佐那河内に住む友人から。
SNSにて記事の写真が送られて来ました。

送られてきた記事

どんな意味があるのだろう?
考えていた時。

「○○さん(私)の買った家、与謝野晶子と鉄幹が
 泊まったかもしれませんよ。」

佐那河内に与謝野晶子、鉄幹夫妻が来た時、
与謝野晶子が詠んだ歌。

『稲城より井開の橋のはかなけれ
 佐那河内渓園瀬とどろき』

私見 井関の橋はここ? 井関氏が神官を務める朝宮神社と横を流れる園瀬川

この歌にに出て来る稲城。
やまつみの宮予定地に代々住まわれた家系。
江戸時代は参勤交代に同行するほどの
大庄屋さんでありました。

天保7年築 稲城邸

稲城邸の蔵に残されていた古文書。
江戸時代の村の様子や参勤交代の資料。
多くが残っており、
その古文書一式は、稲木家文書と呼ばれ、
徳島県立図書館で保管研究されています。

稲城邸の蔵

そのような背景があることから、
情報をくれた友人は、

与謝野晶子夫妻を泊められる家。
当時の佐那河内には多くはない。

よって、
それは稲城邸であったのではないか。

と推測されて、
いち早く私に伝えてくれたのです。
ありがたいことです。

スーパー公務員の友人

情報をくださった友人は、
とても面白い人です。

村役場の公務員さんなのですが、
顔が広いのです。

この友人を訪ねて、
東京に住んでる著名人は元より、
世界の国々の要人まで。
多くの日本人が知らない田舎町を訪れる。

不思議な魅力がある方です。

何年か前、
この友人が所有する山荘へ。
呼ばれて食事をしたことがあります。

てっきり、私と、建築家の先生だけかと
思っていたら、
私の目の前には、ある分野のカリスマで、
ベストセラー作家の著名人。
(実は後から知った)

他、
徳島県内で大きな会社を経営する社長さん。
徳島市内から、
自転車でやった来たというお医者さん。
大手広告代理店出身の女性。

等など、
東京に居ても会えない方々。
なんと、
佐那河内村の山荘で出会うという不思議。
つなげてくれたのが公務員である友人。
面白いでしょ。

佐那河内村に残る大切なノウハウ

少し話変わって、
正月に起きた北陸の地震。
復興スピードが遅れているそうです。

東日本大震災。
宮城県塩釜で経験した友人。
復興のリーダーとして奔走した人です。
彼が言っていたこと。

「何よりも大変だったのが、
 地域のつながりが無くなっていたことだ。」

そして、
震災を機に、なにから始めたか。

「途切れてしまった地域のつながり。
 作り直すことからやった。」

そう話していたのを思い出します。

なぜ、そんな話をするのか。

佐那河内村には、
他の自治体が無くしてしまった習慣。
今も残っています。

常会という地域の集まり。
佐那河内村内にあるいくつかの集落。
その集落ごとに常会が開かれ、
必ず毎月、その集落に住む家庭が集まる。

佐那河内村 集落風景 ビニールハウスは高級いちごかな?

地域ごと決めないといけないこと。
氏神さんやお寺さんの管理など。
この常会できめられるのでしょう。

こうした活動のノウハウ。
学びたい他府県の自治体さん。
他、日本から遠く離れた国の政府関係者。
佐那河内村を訪れて、
学んでいるのです。

すごいとこなんですよ。

都会ではなく佐那河内で開業する若者

また、最近は人口2000人ほどの村で、
開業する若者も増えているそうです。

先に書いた、友人の山荘での集まり。
この時、
料理を作ってくれた若者。
佐那河内村にお店をオープン。

山荘にて出された料理。
フレンチというかイタリアンというか、
ヨーロッパ料理かな。

家人の友人が仕留めた猪。
友人がその肉をハムに。
そのハムを使った前菜を食べた時、
この料理人は天才かも。
いずれ、必ず有名になるだろうな。
直感でそう思いました。

山荘で出された猪のベーコン ジビエです

その後、しばらくして、
料理人の若者から連絡あり、
「佐那河内に店をオープンします。」
と、挨拶を頂きました。

闇夜に浮かぶレストラン

オープン後しばらくして、
食べに行きました。

まず、店にたどり着くまで、
ありえないほどの闇夜道。

車のライトが無ければ、何も見えない。
そんな何もない場所にうっすら漏れる光。
それが彼のお店。
看板もなかったような。

見てわかるように暗闇です 真っ暗
看板は表札のようなものだけ

そんな場所に客は来るのか?

来るのです。

遠方から彼の料理を食べに。

連日、予約で満席。
予約がとりにくいと聞いています。

有名な店で不味いものは少ない。
だいたい美味しい。

美味しいのは当たり前。
そのレベルから更に上に行けるか。
お客さんに喜んでもらえるか。

始まりの料理

この若い料理人。
突き抜けて行くと思いますよ。

最後は、
レストランの宣伝になってしまいました。
とても不便な場所ですが、
一度は訪れてほしい、
佐那河内村の新名所です。

メニュー書いてるのは素材だけ どんな料理が出るのか?

古事記に書かれた佐那県(さなのあがた)。
現、佐那河内村のこと。
天孫の神々が暮らした場所。

大切に守って行きたいですね。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。



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