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ジャンボフェリー『あおい』⭐︎1人旅2024.3

ジャンボフェリー新型船『あおい』の就航は2022年10月。
いつか乗船しようと思ってその機会を逃し、いつの間にか1年ちょっと過ぎている。これはいかん。
よし、今すぐ乗ろう!

3月某日。
朝5時に起き出し、真っ暗な6時前にリュック背負って家を出る。

神戸三宮フェリーターミナルに、8時過ぎに到着したいので、こんな早い出発となった。
京都からだと遠いんだよな。

昨晩は、山猫少尉といっしょにゴールデンカムイ応援上映で楽しく盛り上がり、夜遅く帰ってきたから、とっても眠い。
そして、日がのぼってないから、むちゃくちゃ寒いッ!
ガタガタ震えながら、電車に乗り込む。

7時30分頃に、神戸三宮フェリーターミナル、到着。

2022年10月に就航した、ジャンボフェリー新造船『あおい』に乗りたかったので、早起きしてやってきた!
いつも11時出航のジャンボフェリーに乗るのだが、これは従来型の『りつりん2』で、何度も乗ってる。

『あおい』には初めて乗船するので、勝手がわからぬ。
早めに来て、乗船口に並んでおくことにした。

乗船まで、『あおい』の自由席について調べてみると、船内中には自由に座るとこはたくさんありそう。

それとは別に、『のびのび席』と6人がけの『ボックス席』がある。
私が狙うとこは、『のびのび席』。

乗船時間になり、乗船QRコードをかざして入船!
おーー、これが新型フェリーかあ!
塗装もキレイだ。内装もオシャレ。

乗船してすぐ階段を上がり、船内2Fに上がる。今日はそんなに乗客は乗ってこないようだ。

『のびのび席』は楽チンで確保。
財布とスマホだけは持って、座席にリュックを置き、船内探索に向かう。

ボックス席。
6人がけなので、1人では使いにくいなー。乗船人数によって相席になります、とのこと。

ピアノもある。
腕に覚えのある方、お弾きくださいだって。

上部甲板にあがってウロウロ。
こりゃ、ナイスな眺めやで!

後部も見晴らしよき。

ベンチもあったりと、配慮がうれしい。

芝生もあったりする。
こりゃ、船内なんかで寝っ転がってる場合やないな。

新造船、いいねー!

定刻になり、神戸港を静々と出航するジャンボフェリー『あおい』。

行ってきます!
バンザーイ、バンザーイ!!

今日は晴れていて、絶好のフェリー旅日和。
月初から抱えていた仕事上のモヤモヤもなくなり、羊好大尉の心は、瀬戸内の海と空のごとく晴れ渡っているよ!

ヒャッハー!サイコーだぜ!!
神戸空港発着のジェット機も、上空を翔ける!

・・・それにしても、海上は寒いな。

まだ3月初旬だし、そりゃあそうか。
そのせいか、上部甲板に出てきてる人も少ない。
神戸港から楽しく航行見物してたが、さすがに寒すぎる。
明石海峡大橋くぐったら、いったん船内に戻ろうっと。

今日は、淡路島側を見てようかな。

明石海峡大橋をくぐる。
巨大建造物はもえるねえ。何度見てもイイね!

明石海峡大橋見物を終え、寒いので船内に引き上げてきた。

朝ごはんに、船内うどんを食べましょう。
『あおい』の食堂は、ちゃんと座席があるみたいだ(『りつりん2』は立ち食い)。
なになに?まずは座席を確保してから、食券を購入する、と。

みんな大好き、肉うどんをいただきまーす!
寒かったから、熱いうどんがありがたい。
ふーふーいいながら、ペロッと朝うどんを完食。
モノは『りつりん2』のと同じみたいだ。
うどん食うて、お腹も満たされたら、眠くなってきた。
のびのび座席に戻って、上着を畳んで枕にして寝る。
揺れはほとんどなく、快適に睡眠できた。
ブヒブヒいいながら1時間ほど快眠してると、『STU48』の曲が船内に流れてきて、目が覚める。
小豆島・坂手港に到着するようだ。

上部甲板に上がり、小豆島見物。

乗船客の6割くらいは、小豆島で降りるみたい。
上部甲板をうろついてる人も、まばらだ。

乗船客を乗り降りさせたあと、小豆島・坂手港を出港。
高松東港に向けて、航行する。

あいかわらず海上は寒いので、またのびのび座席でゆっくりしてよう。
席にもたれかかって、スマホを熱心にいじってたら、隣席の大学生グループが、ワイワイと楽しそうだ。
彼らは、『機動戦士ガンダム(しかもファーストガンダム)』について、薄っぺらい情報のやり取りをしてる。

・・・薄すぎて、ツッコミどころが多すぎる。
ガンオタ話に割り込みたくなるのを必死に抑えて、スマホをいじっていた。

のびのび座席で、再びのびのびと寝たり、3階廊下に設置してる椅子に座って缶コーヒー飲んだり、船内をぶらぶらしてたり、とフェリー船内を満喫していたら、13時頃に高松東港に入港。

高松駅行きの、無料送迎バスに乗り込む。

JR高松駅前に到着ー。

高松着いたら昼メシだ。昼うどんだ!
高松駅前の『めりけんや』で、釜玉肉うどんを食う。

アッツアツの釜揚げうどんに、ダシ醤油を2回り。
卵をつぶして、ぐるっと混ぜて、一気にうどんをすすりこむ。
にょほー!ウメーー!

うどんをペロッと完食したあと、早足で琴電『高松築港駅』へ。
なんとか14時発の電車に間に合う。
このまま、終点『琴電琴平駅』に揺られてく。

のんびり各駅停車の琴電に乗りながら、ウォーキングアプリ『信長出陣』の拠点集めをするのだ。
アプリをいじったりしてたら、途中で寝落ち。
気がついたら、ことでん沿線の拠点を拾いまくっていて、最大20の枠を超えそうだ。
慌てて、終点まで拠点戦闘を進めて、なんとか半分まで減らす。

とかしてたら、終点『琴電琴平駅』に到着ー。

早足で、近くにあるJR『琴平駅』へ。

JRに乗り換えて、丸亀駅へ行く。
その途中の沿線各所拠点を、さらにゲットして行くのだ!

わざわざ琴平まできて、金比羅さんには一切行かない、このストイックさ。
上り階段がキライだからでは、ありませぬ。

よし、なんとか間に合った。

溜まってることでん沿線拠点の攻略処理を、急ぎ済ませておかなくては。

すでに、ウォーキングアプリということを忘れて、ロクに歩きもせずローカル線に乗りまくってる羊好大尉。
挙動が、交通系ユーチューバー西園寺くんみたいになっとるな。

土讃線に乗り込み30分ほどで、目的地・丸亀駅に到着した。

駅からセッセと歩いて、丸亀城へ。
信長出陣アプリで、『丸亀城』を名城登録したい。
次の電車の時刻もあるので、早足でお城を目指すよ。

大手門をくぐり、本丸方面へ。
おや・・・?大手門をくぐってすぐの距離でも、アプリでは『丸亀城』を訪問登録できるやん。よしよし!
本丸天守閣までの、鬼のような坂を上らんで済んだ。
ラッキーラッキー。

お城も登録できたわけだし、天守閣は見ずに、さっさと駅に戻ろっと。

さっきまでは、雨も降りそうな雲行きだったが、青空も見えはじめている。
夕方になったら、高松でキレイな夕日が見れそうやね。
では、丸亀城よ、またね!

丸亀駅からまた電車に乗り込む。
その途中の沿線拠点もゲットしつつ、高松駅に戻ってきた。
日没の時間まで、喫茶店でゆっくりしよ。

スマホをいじって拠点制圧戦闘を済ませつつ、ひと時のコーヒータイム。

日没時刻の30分ほど前に、高松港へ歩いて行く。
さんぽーと周辺の景色が、だんだんオレンジ色に染まってきた。

今日も、高松の夕日は美しい。

毎年、この季節になったら、高松港を歩いて元気をもらってる気がする。
親しい友人の何人かは、この4月から新しい道へ踏み出すという。
私も同じ場所で、いつまでも足踏みしているわけにはいかない。

春から私もがんばろう!と、夕日に誓うのでした。
お、鹿児島大学水産学部の訓練船が係留されてる。頑張ってんなー。

美しい夕日を見て、心洗われたあと。
『ジャン麺』を食べたかったので、番町界隈のお店に行く。

半年ぶりくらいに来たら、店の雰囲気や内装、メニューが、やたらとオシャレに変わってた。
ここって、内装や店の方針が、コロコロ変わるんだよなー。オーナーもか?

入店したら、落ち着いた感じのオシャレなイタリア料理店みたいになっていた。
洒落たメニューには、イタリアン居酒屋的な料理名が並んでおり、すみっこのほうにコッソリと『ジャン麺』と書いてあった。

鶏ガラスープベースのジャン麺は、あいかわらず美味かった。
ホルモンを追っかけてたら、またスープ全飲みしてしもた。

いっしょに頼んだハイボールと、だし巻き玉子もウマウマ!
ごちそさんでした。
けど、この間接照明は、やめた方がええと思うけどなあ。
暗すぎて、外からみたら閉店か準備中かと思った。

高松の商店街をブラブラ歩きながら、今晩お世話になる『川六エルステージ』にチェックイン。

荷物を置き、さっそく大浴場へ。
今日は朝から潮風も浴び、花粉も浴びてるし、けっこう歩きもした。
顔もアタマも身体も泡だらけにして、ジャブジャブ洗う。

アゴまで温泉に浸かって、お風呂を楽しむ。
むふー、たまらんなー。

風呂上がり、YouTube動画を見ながらゴロゴロしてたら華麗なる寝落ち。
朝までグッスリ眠ったのでした。

翌日。
朝食もついてるプランだったので、朝早くに起き出して、ビッフェ朝食をいただく。

サラダ、根菜、焼魚にお味噌汁と軽めのごはんを、モグモグ食べる。
この後、朝うどんも食べる予定なので、軽めにしましょう。
グレープフルーツジュースを飲んだりして。

ム・・・!?カレーあるやん。
カレーか・・・カレーね。カレー。
結局、軽食どころか、カレー3杯食っちゃった。

ホテルをチェックアウト後、盛大にゲップをしながら、高松駅方面に歩く。
腹はパンパンだ。カレーを3杯も食っちゃったんだから。

しかし、マジメな私は予定通り『岡もと』で、ぶっかけ肉うどんをペロッと完食。やはり食い過ぎかなー。

ともあれ、今回も楽しいフェリー旅、美味しいうどん県のステキ旅となりました。

【おしまい】

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