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壬生寺新撰組巡り2023.7

京都市内の夏は、蒸し暑い。

でも、天気が良かったら、蒸そうが暑かろうが街へ繰り出したくなる。


7月某日。

京都市内では『京の夏の旅』というイベントを打っていて、付近の新撰組ゆかりの寺などで、特別展示をしてるらしい。

仏像オタクのひうらー伍長に誘われて、壬生寺界隈に遊びに行くことにした。

仏像にはカケラも興味ないけども、新撰組ファンの幕末オタクだからね。

朝から日差しは絶好調。
ウヒー、きっついなあ。

先日、腹痛で病院に担ぎ込まれ、ついでにコロナも陽性反応が出て1週間ほど仕事休んで寝込んでいた、羊好大尉。

病明けで体調も万全とはいいがたいが、四条大宮駅からは、暑さに汗だくになって歩き出す。

ひうらー伍長とは久しぶりに会うので、京都の街中を歩きながら、積もり積もったおっさんグチ話に花を咲かせ、楽しい。

雑談しながら30分は歩いただろうか。『新徳寺』に到着。

ここ新徳寺で、浪士・清河八郎が尊王攘夷の先駆けとなるべく、浪士たちを集めて演説をぶち上げたという。

そんなに広そうでもないけど、200名を超える浪士が、広間に集合してたとか。

そんな縁起話を、畳に座って、お坊さんから聞かされる。
・・・それはそうと、もっと冷房強くならんか?
尽忠報国の士、芹沢先生は蒸し暑いのがお嫌いなのだぞ!!ねえ!?芹沢さん!

「誰が芹沢やねん。黙って坊さんの話を聞いてろよ。」
と、ひうらー伍長に睨まれる。

あー、それにしても暑いですねえ、近藤先生。

少し歩いて、壬生寺へ。

拝観料を徴収され、本堂へ。
ここも、空調がぬるいな。せめて、扇風機の当たるところに座って、お寺の縁起話を聴きましょう。

かつて、壬生寺の境内の中で、新撰組が武術訓練をしてたらしい。大砲の砲術訓練も行われ、寺の瓦がぶっ飛んだそうで。物騒な話でんな。

羊好副長も、暑いのが大嫌いだ。
機嫌が悪いと、武術訓練でMLRS(他連装ロケットシステム)の発射を命じることもあるのだぞ!
暑いよー、汗が気持ち悪いよー、早くお風呂に入りたいよー、とか好き勝手にブーたれていると、ひうらー伍長が、
「うっさいの!💢夏は暑いのが当たり前やろが。それはそうと、御朱印もらうから、その辺でおとなしく待っとけ」

とか言って、御朱印販売所めがけて、どこかに走っていった。

この暑いのにご苦労さまなことで。

資料室とか壬生塚とか見ながら、新撰組に思いを馳せる。
新撰組オタクにとっては魂の展示だ。仏像なんてどーでもよろしい。

近藤さん!土方さーん!

私が近藤土方の銅像に取り縋ってる向こうでは、仏像の周りをグルグル回って興奮しとるひうらー伍長の姿があった。

いやあ、壬生寺を満喫した満喫した。

自販機でジュース飲んで、ホッとひと息。

壬生寺を出た後、前川邸の物販コーナーで、『新撰組時系列表クリアファイル』を買う。

お土産を買ったあとは、地元のスーパー銭湯『壬生温泉はなの湯』へ。

ヤッター!温泉♨️や!!

たっぷりかいた汗を流して、アタマと身体を泡だらけにしてキレイにし、ジェット水流温泉、露天風呂、ぬる風呂を巡る。

今回の腹痛(大腸炎)で、お腹に大ダメージを受けたので、特にゆっくり温泉につかり、お腹をあたためる。
温泉に浸かり、じんわり癒す。

・・・ハアーーー。
気持ちいーーー・・・。

風呂上がりにジュースを飲み、よく冷房の効いたリクライニングシートで、小1時間仮眠。

温泉からの昼寝は、サイコーやのう。

壬生のスーパー銭湯で、たっぷり癒されたあとは、お腹もヘッタ。

京都駅にゆき、伊勢丹10階にある、京都拉麺小路で、冷やしラーメンをいただく。

あっさりしたたまご麺がチョーうめー!

腹痛&コロナ以来、久しぶりにちゃんとしたラーメンを食えた。
ゼリーとか、やらかいうどんとか、お粥しか食ってなかったからなー。

炎天下のウォーキング、お寺参り、温泉にラーメン。

だいぶん、調子取り戻したかな。
楽しく、友人とお話もできてよかった。

京都市内のぶらり歩きは楽し。

また、行こう!

【おしまい】

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