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浜名湖夕日1人旅(華麗なる途中下車編)2022
浜松も好きだが、豊橋も良いらしい。
シマウマ伍長からの有力な情報によると、『豊橋カレーうどん』なるローカルグルメがとっても美味しいのだとか。
そんなん聞いたら、豊橋で途中下車したくなっちゃうやんけ。
1月某日。
浜名湖の夕陽の写真を撮りに、弁天島に出かけることにした。
浜名湖畔の夕陽が美しいのは有名らしいんやけど、関西人(京都在住)の羊好大尉はそんな知識は全然なく。
2年前ほど前に、たまたま電車の窓から見た、空一面を真っ赤に染めた浜名湖の夕陽があまりにもキレイだったので、強烈に印象に残っていた。
以前にも浜松城に遊びに行ったとき、フラッと弁天島に寄ってみたが、日が落ちる3時間以上前に現地に着いてしまい、ヒマすぎて夕陽は諦め、サッサと帰ってしまった。
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今日は、ちゃんと浜松市の天候や日没時間もしっかり調べた上で、時刻表とにらめっこし、予定を立てて、出発。
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新幹線で名古屋まで出て、名鉄に乗り換え、豊橋駅にお昼ごろ到着。
豊橋で途中下車して、お昼ごはんだ。
以前に食いそびれていた、『豊橋カレーうどん』を、今日のランチにいただきましょうかな。
私は、食に関しては執念深いのだ。
何ヶ所か豊橋カレーうどん屋の候補があり、駅前に散らばってるようなのだが・・・豊橋駅前の街は初めてなので、ようわからんな。
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テキトーに商店街をほっつき歩いていたら、『東京庵ときわ店』にでっくわしたので、迷わず入店。
カレーうどん、くださいな。
「あいよ、おまち」
と、出てきた名物『豊橋カレーうどん』。
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甘いタマネギ、豚肉に豆腐とうずらの卵。
丼の底には、ご飯が潜っているのが、ご当地カレーうどんの特徴だそうな。
少しとろみがかった出汁をいただいてみる。
んー、いいねー、美味いねーー。
どれ、うどんもいただきましょうかな。
とぅるとぅる。
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おお、甘いタマネギとカレーつゆの相性抜群。
うどんと絡めてずるずる食うてたら、ちゃんと汁も跳ねるが、さっき店のおばあちゃんが紙エプロンくれたので、大丈夫や!
こころゆくまでカレーうどんを堪能した後は、底にあるご飯とカレーつゆのおじやタイムが訪れる。
レンゲですくって、カレーおじやを食べる幸せ。
豊橋に来て良かった!
カレーうどん食べて良かった!!
最後までとっといた、うずらのタマゴも食べ、完食でござる!
うますぎて、紙エプロン付けたまま、店を出るところでした。恥ずかしい。
念願の豊橋カレーうどんを食べ、大満足。
町外れの川沿いに『吉田城址公園』があるので、歩いて行ってみよう。
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かつての旧東海道をまたいで歩き、15分ほど。
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吉田のお城公園に到着だ。
途中、ハリストス教会もあったが、整備工事中だった。
吉田のお城公園を散歩する。
案内板を見たら、ここは、かつて陸軍豊橋連隊の駐屯所でもあったので火薬庫跡とかあるらしい。
天守閣とかはないけど、公園奥に櫓があるので、そこへ向かいましょう。
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城址ゆえ、ところどころに石垣のあととかあり、風情よし。
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櫓に出る。
天守閣やないけど、立派なもんやね。
中には資料館があり、無料で入れるらしいが、スルッとスルー。
中より、外観をしげしげと見てやりましょう。
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川そばに降りていくと、遊歩道が。
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あ!川にはカモ🦆が泳いでいるよ!(カモ好き)
降りてみましょう!
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川沿いの遊歩道も、公園の一部。
素晴らしい公園ですな。
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川沿いに散歩しながら、鴨愛でる。
三河の国まできて、カモ散歩できるとは。
広いし、景色も良いし、川沿いに遊歩道もあって、いつまでだって居たかったが、予定もあるので、名残惜しいけど、吉田城址公園を後にする。
さらば、三河のカモたちよ。徳川カモ軍団よ。
次の目的地は、浜松。
おいしいおいしい浜松餃子を、オヤツにいただきましょう。
電車に乗って、豊橋から浜松へ。
電車から車窓に流れる景色を、ボケーっとながめる楽しさ。
ウォークマンで音楽聴きながら、電車に揺られる。
そんなんしてたら、浜松駅、到着。
浜松駅ビル内にある、浜松餃子の老舗に向かうが、もうすぐ夕方の4時だっつうのに、大混雑のもよう。
店外に行列ができてる。
浜松餃子は後回しにして、浜松駅に戻り、みたび電車に乗る。
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今日の目的地、浜名湖畔の弁天島へ。
15時50分。弁天島駅に到着。
浜名湖畔からすぐのところに、弁天島駅はある。
駅から道路を渡り、ホテルの間を抜けて、浜名湖をのぞむ湖岸へ。
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ここで、浜名湖から遠州灘に沈みゆく、美しい夕陽の絶景を撮影しよう。
広い芝生や、遊歩道もあり、居心地は良い浜名湖畔。
その辺をウロウロし、撮影ポイントに近い石段に腰を下ろす。
まだ日の入りまで時間もあるので、座って浜名湖の景色を見よう。
日没予定は、16時50分。
浜名湖のほとりは、遮るものがないので、海からふく寒風がモロにきて、寒いさむい。
陽が沈むまで、まだ時間あるみたいだ。
スマホでもいじって、気長に待っとこ。
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本格派の撮影組は、沖の鳥居⛩と落日が重なるポイントを巡り、おしくらまんじゅうを繰り広げている。
ご苦労さんなこって。
寒いから、膝を抱えて震えながら、スマホをいじる。
やっと日も落ちてきて、それらしい絵になってきた。
ガタガタ震えながら寒さに負けず、粘ってよかった。
さーて、浜名湖の夕陽、撮ったんでえ。
前に陣取る本格派撮影組が、じゃまやなー。
私が撮影基地として座ってたブロックの前に、仲の良さそうなカップルが立ち止まり、雰囲気よさげ(イチャイチャ)。
全然動かない2人。
あのう、夕陽が見えないんれすけど。
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・・・このまま撮っちゃえ。
まあ、ちゃんと夕陽写真を撮影できたんで、大成功!
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別に、沖合の鳥居と重ならんでも、じゅうぶん美しい。
もう、日も落ちて、だいぶん寒いから引き上げや。
電車のお時間もありますしね。
この後、日没後の残照で、全天真っ赤に染まる景色もあんねんけど、寒いしもういい。
かーえろかえろ。
弁天島駅で電車に乗り、浜松駅に戻ってきた。
浜松餃子の老舗『石松餃子』に並ぶ。
焼き餃子定食🥟15個セットと静岡麦酒(こればっか)で、夕陽写真撮影成功にカンパーイ!
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焼き餃子、美味い!!
さすが浜松餃子の老舗、ハフハフ、間違いねーわ。
野菜が甘いのがいいねえ。ビール🍺もウマい。
レジを見たら、浜ちゃんが『ごぶこぶ』ロケできてたらしく、ごぶごぶシールが貼ってた。
そういや、筧利夫と来てたなあ。みたみた。
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浜松駅から、JRで豊橋へ。
豊橋駅から名古屋駅までは、名鉄の快速に乗ってかえる。
この豊橋から名古屋までの車内が、とっても寒い。
コロナ対策で換気をよくするためだろうが、駅に着くたびに全扉が開きっぱなしで、冷気が襲ってくる。
・・・さ、寒い!泣きそう!!
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ジャンパーをガッツリ着込んで丸くなり、座席足元からくる温風だけを頼りに、1時間の冷凍乗車を乗り切る。
シベリア鉄道なんですか?これ。
すっかり体が冷えたので、名古屋駅に到着するや、駅構内のきしめん屋に飛び込む。
ゔー、手も指も冷えきっとる。
牡蠣入り味噌きしめん、一杯ちょうだい!
あっついの!
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熱い味噌きしめん。
味噌のお出汁が温めてくれるー(ホッコリ)。
浜名湖の夕陽も見れたし、名古屋メシも満喫できた。
今回も、良き旅となったのでした。
【おしまい】
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