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教育現場とSDGsってどう結び付ける?

野菜作りってSDGsになるの??
現役教師からそんな質問がありました。確かに!!野菜作りは小さい時から学校でやったりお家で育てたりしているけど、SDGsにつなげるって難しいような…

11月28日、妙高中学校区小中合同研修会(教員対象)が行われました。
妙高市はSDGs未来都市です。SDGsの目標に寄与する持続可能な開発のための教育(ESD)を学ぶ会です。
まずは妙高市SDGs普及啓発実行委員会 実行委員長の村山先生よりお話をいただきました。
『ESDの視点で考えるSDGs~教育現場に求められるSDGsマインド~』
題目だけで難しそうな感じがしてきました。村山先生から教わったことで田中が響いたお話をご紹介させてください。


SDGsってなんで必要なの?
幸福度とSDGsって関係性があるんです!自分の市が世の中に対していいこと(SDGs)をしている!と評価している人ほど「幸せ」を感じている。そして定住意欲もわき、地域が持続する。
なるほど。誇らしいわが市になるということですね。誇らしかったら住み続けたくなります。

持続可能って何でしょうか。
包摂性(巻き込む)、社会的包摂性(立場関係なく支えあう)そして多様性で成り立っている。相互理解が必要でお互いを尊重し、許容すること。
みんなが尊重しあい助け合っているからこそ持続が可能なんです。
そして【教育】。教育は基礎であり、根幹、土台となります。これからの時代を担う子供たちと共に学び続ける必要があります。

野菜作りってSDGsにどうやって結びつけるの?
生ごみを土の肥料にするところから自分の手ですることで、
土づくり→野菜を育てる→食べる→ごみを土の肥料にするという循環を学ぶ。このように持続可能な農業モデルを学ぶことにより子供たちの食に対する気づきを与える。どうして体験が必要なのか。【体験は知識ではありません。知識の唯一の源は経験です。】

最後に先生が考えるSDGsマインドを教えてくれました。
≪他人ごとではなく、自分ごととしての思考・姿勢・行動≫

最後に、妙高市企画政策課の市川さんより妙高市の取り組みについてお話がありました。妙高市ではゼロウェストショップのオープンやSDGs普及啓発イベントの開催、エコモビリティ推進事業など様々な事業をしている。また、小中高の学校や地域・町内会などでのSDGs出前講座をしているのでぜひ活用してほしいとのこと。

今回の研修が、妙高市に住む子供たちがSDGsに興味を持って、大人になっても気にかけてくれるようなそんな教育のきっかけになってくれればよいですね。

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