『QED 百人一首の呪』漫画版感想
先日 枝瀬泰さんの記事でこちらを読ませて頂きまして
タイトルで「藤原定家と言えば!百人一首!!」🤩と心ときめき読んでいました。
しかし、私自身百人一首に造形が深いわけではありません………。
長女が小学生の時にいらっしゃった先生が、競技かるたで強い方だった。
というエピソードはあるのですが、私自身は学校のかるた大会で覚えて以来、もう忘れてますねぇ🤔
枝瀬さんの記事を読んでいて、さらに楽しかったのは後半☺️
「百人一首の配列の妙」
この一言を見てニヤニヤ、いえ、ニマニマ、いえいえ、笑顔が止まりませんでした😊
多分こんな笑顔で枝瀬さんの記事読んでる人は私しかいないんじゃないかな(凄い語弊w)
同じく笑顔で読んでいる人がいたらお仲間ですね🌟
そうです、知ってらっしゃる方はわかりますね✨ここでこちら
『QED 百人一首の呪』 著 高田崇史
こちら大学生の時に読みまして、激ハマリしました✨
枝瀬さんの記事きっかけで
「読み直したい!」
と思ったんだけど、本は実家でした😭
なので、今回はコチラ
2015年に出版された漫画版!!
これは初版でこちらにあるので早速読み直しました!!
電子版もあるので、手軽に読めますが………
出来れば、紙がオススメですっっっ
電子版、アレがついているかどうかがわからないから💦
(知ってる方がいたら教えて欲しいです。多分、付いているとは思うのですが・・・)
内容
このQEDシリーズ、毎回タタルさんが気になった歴史、伝承、物語の謎を解き明かそうとする度に、それと関連深い事件が起こり、その事件の真相も解き明かす。
という流れになります。
大前提として本シリーズの“説”はあくまでも著者の高田さんの説である事はきちんとわかっていますが、
他にも『式の密室』を読んで安倍晴明と式神に納得したし、神社の参道が気になる様になりました(笑)
そしてこの『百人一首の呪』も
私は腑に落ちたし、よく作ったなぁ…と。
デビュー作に相応しい、執念のこもった作品だと思います。
歌に捧げた人生の中で
歌で追われ、昇進した道の中で
人が紡ぐ言葉というものの意味を誰よりも深く理解しようとし傾倒した世界の中で
藤原定家が
何故「百人一首」を制作したのか。
一説によると
元々「小倉山荘色紙和歌」という襖に貼って飾る障子歌だったのではないか、といわれる「百人一首」が
後鳥羽上皇(と式子内親王)の鎮魂のため
とは、どういう事なのか?
漫画ではわかりやすくコミカルに
小説では時間を忘れるほどの熱量で
タタルさんによって紐解かれていきます。
キャラクター
タタルさん、私の好み……
いえ💦正確に言うと“奈々ちゃんと話している時だけに見せる雰囲気が”かなり好みだし、奈々ちゃんと2人のシーンが好きなんですよね💦
そう、「こういう話し合いをしたい!」っていう理想の2人。
元々、自分の好きな事を話している人を見るのが好きなんです☺️
大人でも子供でも、瞳を輝かせているのがわかるくらい夢中になって話ししている人、見てると楽しくないですか?
私が知らない話でも、世界が広がる様で楽しいですし。
(もちろん、そこに嫌味がないことが前提ですが😌)
夫の仕事の話も、聞いてる内に
「あ、今ノッてきたなぁ」って表情になるのが楽しいです。
さて、本題に戻しまして・・・
他の登場人物、小松崎さんも、シリーズが続くといい感じのキャラになってきますし♪
漫画版表紙にも描いてありますが、物語中にお酒が頻繁に登場します。
私はあまりお酒飲まないし、バーなんかも行った事ないのですが、QEDシリーズを読んでいた当初の大学生時代はなんだか詳しくなった様な気がして大人の世界を覗いている気分でした。
QEDシリーズとの出会い
確か、京都の糺の森でやってた古本市で出会った古本なんですよね。
因みに今年はこの日程らしいです。
当時ここで出会ったのが『QED 式の密室』でした。
そう、いきなり5作目✨
まぁ古本市の一期一会感を堪能したわけで☺️
『式の密室』で衝撃&目から鱗が落ちて、シリーズ通して読みたくなった訳です。
先程も書きましたが、あくまでも著者高田さんの想像と創造の百人一首の解説。
解せない箇所も出てくる方もおられるでしょう。
でも、私が一番納得している箇所は
ここのタタルさん・・・高田さんのこだわりに鳥肌が立ち、納得、感心せざるを得なかったのです。
さてさて、これ以上筆を進めてしまうとネタバレしかねないので、この辺でしめることにしましょう。
最後に
QEDシリーズを思い出すきっかけになった枝瀬泰さん、ありがとうございました✨
いろいろな感想達に関するnoteはこちらにも
読んで頂いてありがとうございます☆
スキして頂いたら嬉しいです♡
コメントして頂けたらドキドキします♪
それではまた(◍•ᴗ•◍)
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