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中学校にいじめに関する要望書を突きつけた話2

※特定の人達をひとくくりにして糾弾するつもりはないです。
今回の記事はそれだけデリケートな内容も含みます。
私にとって、というより、あなたにとって

2023年度時点で中学1年生だった次女の話。
この話の前回はコチラ

後半有料記事部分は以下の事が書かれています


・要望書、意見書の一部の画像
・いじめのガイドラインに対しての私の意見
・要望書を受けての学校の反応を少し

「how to」とかのつもりはなく、大衆にばら撒くものではないと思っているから。

学校関係者や、関係者だった方にすれば「本当にあった怖い話」の部類でしょう。
見せものになるのはまっぴらなので、その後は見る気のある人だけで。



要望書を出すまでの経緯


多分、経緯をきちんとお伝えした方がより伝わるかなと。

1年生の1学期後半
娘が休みだしました。
それまで、早退したりすることはあったけど次の日は学校へ行っていた。
今思うとそのあたりで気付くべきだったんだけど・・・

休んで2日目か3日目あたりに、私が学校へ「何かあったんじゃないか」と連絡をしました。
3日目の夜の家庭訪問時に担任(それなりにベテランそうな男性。でも経歴は知らない。)から「娘がクラスメイトの男子3人にからかわれていた事。それについては男子3人に注意をした事」を伝えられました。

それから何回か娘から学校での出来事を聞いたり、聞けなかったり。
「からかわれている間の教室の雰囲気が怖い」
という証言などを得ることが出来ていて、それを担任に伝えてもいました。

行かない日が続いて

夏休み前の個人懇談の日
私は一度、この時点で3人の男子の親に合わせて欲しいとお願いをしました。
糾弾するためではなく、自分の娘の状況を知って欲しかったからです。
担任にはやんわりと断られました。
そして、C君には“ある特性”がある事を告げられます。

この時点で悟るわけですよ。
「あぁ、これ、泣き寝入りだな」って・・・

「まぁ、それが何?って感じですけどね、被害にあったこっちとしては」

と、言えたかどうかは・・・ちょっと覚えてないけど、でも、一貫してこの姿勢は最初から取っていたと思います。

夏休み終わって。

行かなかった9月、10月
本当に何をしてたか覚えていません。ただ、娘が家にいて。私は心を無にして仕事に行ってた。仕事をやめたら生活できない。でも家にいる娘が不安で仕方がなかった。
家庭訪問も何回かあった。
最初の家庭訪問時から
「今年の生徒たちは本当に幼い。いじめもそうだし、やってはいけない事、それをやってはだめだという教室の雰囲気がまだ出来ていない」と
「あの子たちはまだ考えが幼い」というワードが繰り返される。
けれど、担任からの連絡は徐々に少なくなった。
※補足として、毎日の事なので夏休み前から連絡アプリにて欠席の連絡をしていたはず。

11月
たまたま行った別室教室に小学校からの友達がいたのがきっかけで、外に遊びに行って、そのまま別室教室へ通いだした。
別室で何をしているかはよくわからなかった。
こちらからも、どう学校と連絡を取ればいいのかがわからなかった。
学校としても、娘がとりあえず学校に行っている限りはなにも連絡しないで良しとの判断だったのか。


12月大きく変わる。
小学生の私の息子が、中学生の男の子に姉の事でからかわれたのだ。
C君は小学校が違う子だったが、A君、B君は小学校が同じ。
息子が小1の時に次女の学年は小6で、ちょうどお世話をする関係にあり、A君、B君も息子を知っていたのだ。

2学期中、娘は1度も教室へ入れてなかったのに
娘をからかった事を注意されたはずでしょう?
何故娘に執着するの?
息子にまで言葉のからかい。これからそれ以上の何かがあったら?

恐怖と不快感と中学校の指導への疑念が一気に爆発した。

皆知らないだろうけれど、連絡アプリには“その他”の連絡があるんですよね。ツールにもよるし、学校側はあまり知られたくないでしょうけれど。
電話だと伝言ゲームになる可能性もあるし、なにより夫と相談して、夫婦の意見として纏まったのがもう夜も遅かった。
なので、連絡アプリの文章で送る事にした。

翌朝、7時台。
担任から「すぐに事実を確認する対応を取る」という連絡が来て、その日の夕方に担任と学年主任が来た。
息子に生徒の写真を見せて“誰”と特定したいとの趣旨の為、息子と学校にいくか家に来てもらうかの選択で家に来てもらった。結局息子は答えられず。12月の夕方で暗かったのもあるかもしれない。

ここで、学年主任が長女の中学2年生の時の担任だった人だという事に気づく。その後長女に確認したら、次女の今の担任も学年主任も、長女の2年・3年時の教科担当だったらしい。
(長女高1、次女中1という年齢差)

結果、息子に声をかけた中学生はA君、B君、C君が3人でつるんでいる時に発生した事案だったことが判明した。
瞬く間に相手の親との面談が決まる。
こちらは夫婦そろって。
相手の親1組づつ計3日間。
その面談はこちらに書ける範囲で綴っている。

1日目、2日目。
それぞれの家についての話をしたいのに話題に上がるのはC君の話ばかり。
「ここにいないC君の話ばかりさっきからしてるけど」
とB君の家庭の時に切りかえしたら、向こうの父親に鼻で笑われた。
ほんとに、よく我慢したと思うよ。

1日目、2日目
終わった後、相手の家族を先に返して。
さて、私達も帰らせるつもりですね?

そうはさせません

学校があくまでも中立の立場を貫くのは予測済みだし、それはもうどうしようもないからどうでも良かった。
けど、私達の娘を学校がどうみているのか、の説明が私達に対してまったくないのが釈然としなかった。
本当にいじめとして認識している?別室での学習の環境は?
ここぞとばかりにこの時に聞いた。

そう話していくうちに、やはり話題はC君の事になるんだ。
「僕、○○部の顧問をしているんですけど、C君がそこに所属していて。部活の時は凄くおとなしくて、やはり教室の環境が・・・」
と学年主任の言葉。

「そうなんですね~。だから何なんだって話ですけど」
私はとても柔らかく、話は聞いて理解はしたけど言う事の意味は聞かないという姿勢を示していたはずだったけど。

3人目C君の親
前の2組の話し合いではずっと黙っていた担任と学年主任がC君の特性についてベラベラと話し出した。
他の親との面談の時、一番言い合いになりそうな瞬間でさえ口を挟まなかったのに。
こちらから聞いてもいない、それを聞かされてどう思って欲しいのか、究極の個人情報までベラベラと。

その間、C君の親は涙ぐみ、うなだれて声も涙に濡れていた。
その態度が、先生を含め3人の対応が私達から
「しょうがないですね」
という配慮を求めている様にしか感じなかった。

まるでその言葉を拒否し続けている私が悪者のようなその状況に、
私はただただ凄い顔で相手の親を睨んでいたらしい。
その日の夜、私の顔が凄い顔だったと、夫が笑い話にする雰囲気で言ってくれた。
「やだ~(/ω\)」と、二人して笑った。
この人と結婚して良かったと思った。

2学期が終わる時、連絡アプリでこの時の気持ちを細切れになりながらも送った。
まさかの即日、学年主任からの電話だった。

後に聞くと
市の教育委員会のNさんが学校に来ていて私の文を目にしたらしい。
そしてその日にすぐに連絡するように指導したとの事だった。

そうでなければ、冬休みを越されていたらしい。

冬休み超えてたら、私はここに、noteにいなかったな・・・
多分、市か県かに行ってたし、完全に“学校憎し”になっていた。

いうて3学期になったところで大きい進展があるはずもなく。

お気づきでしょうか?
担任、なにかと口を滑らせるというか・・・
「それがあなたの信条なのはわかりますが、その信条に私の娘は入っているんですか?」
と、今なら言葉に纏められるんですが当時は言葉にならなかったです。

担任と学年主任との3人での話の時
“娘をいじめた加害者達が学級の運営を妨げているなら教室からだせば”
という様な話の流れになった時の担任の言葉

「あの子たちを教室から出す“ほう”はない」

※口頭なので、法律なのか方法なのかは不明瞭。あと、この発言については批判・糾弾していない。水掛け論→対立になるのを避けるため。

以前も
「一人を教室に入れる為に、出すことは出来ない」との発言。

二回とも、学年主任もいるのにその言葉を訂正するそぶりも見せなかった。
※学年主任より担任の方が年上、もある?二人の個人的な関係は微妙かもしれないニュアンスも感じた。

自分でも不思議だったのだが、本来ここで担任に愛想を尽かしていてもおかしくはないのだ。
大半そうだと思う。
自分自身でも思う。。。
でも、違うんだ。リアルタイムのつぶやきを見てても、自分でも不思議なんだけど。
1年生の時の担任を嫌いにはなれなかった。
ここの部分は、また後日。


担任も学年主任も
最悪の教室をなんとかする方向にしか目が向いていない感じがして。
だから、話せば話すほどしんどかったんでしょうね。
“もっと、私の娘の事を考えて欲しいのに”
“長女の時は何もなかったから、信用していたのに”
そんな恨み言が言葉にならなくて。
どうにかして欲しくて
どうにもならないだろう予感しかなくて
つい、二人にきつい言葉を言ってしまいました。
本当に子供っぽい、八つ当たり。
反論はもちろん、私は二人に言い訳も許さなかったのに。

後に、この時の事を謝ったんですけどね。

怒りに火が付いたのは事実なので、“法”と解釈して、
「その法を引っ張り出してきてやろう」
と思ったのが原動力。
疑問に感じた事全てを“根拠に基づかせて”質問し、それに答えて欲しいと要望書を書いた。

以下に、その文章を抜粋して載せようと思います。


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