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現在のわたしの立ち位置

ご訪問ありがとうございます。

今回は私の今の仕事をお伝えしたいと思います。


ふたつの「無理」


意を決し、精神保健福祉士の資格を取得すべく44歳の時に
日本福祉大学通信学部に入学しました。
編入学での入学だったので最短2年で卒業→受験できる予定でした。

心理学を学んでいたとはいえ、福祉となると全くちんぷんかんぷん💦
そんな時スクリーングに参加し、他の皆さんが現在なんらかの仕事で
福祉に携わっておられる方が多数であること、このまま全く無知な
おばちゃんが通信で一人孤独にせっせこ勉強しても無理だ!

もうひとつ、受験資格を得るために(卒業するためには)実習に行く
必要がありました。280時間を超える実習、当時損害保険会社で事務職を
していた私は4週間ほど休むことなど無理・・・

ここでまたもや「無理」なことが私の目の前に立ちはだかります。


45歳で未経験の福祉業界へ


そう、なんの知識もなく経験もない私がいきなり国家資格を取得するには
ハードルが高すぎたんです。

そこで私は「それなら資格取得前に福祉業界へ就職したら良いんだ💕」
と暴挙にでます。
規約を読むと1年以上の実務経験があれば実習免除になると書いてある。

そこから転職活動を始めます。
今まで福祉業界の求人なんて興味もなかったし見たこともなかった。
ヘルパー、社会福祉士、精神保健福祉士・・・
資格保持もしくは経験者が求められるものがほとんです。

「資格なし」「未経験」で検索するといくつかヒットしたのが
「就労移行支援事業所」の文字。

資格不要、未経験でも大丈夫!
人前で話すことに抵抗がない人→研修担当してたから大丈夫!
人の話を聴くことが好きな人→グリーフケアでがっつり学んだ!
人の役に立ちたいと思っている人→はい、思ってますよ!

就労移行がどういったものなのか、もよくわからないまま
履歴書を書いて応募して2回の面接を得て内定をいただきました。


実習免除、ならず


晴れて就労移行で働くことになった45歳の私。
右も左も分からず来る日来る日も勉強しました。
精神障害のこと、発達障害のこと、利用者のこと・・・

毎日4時には起きて勉強していました。
そのかいあってか、スクーリングに参加しても少しは先生や他の生徒が
話されていることも理解できるように。
勉強していても「そういうことか!」とつながることが多くなり
転職して良かったな、と心からそう思いました。

そして何より一番の心配ごとである「実習免除」が私的には大きかった。

・・・・しかし、しかし、です。

学校に実務経験1年以上なので実習は免除でいいですよね?と確認すると

「入学後の実務経験は認められない」
「実務経験での実習免除にするならば、一旦卒業か退学をして再度入学
し直す必要があります」

そんなぁ・・・・

これがその時の私の正直な気持ちです。

でもここでグタグタ言っても仕方ない、規則は規則ですから。

ということで、一度卒業までに必要な単位を取得し卒業。
同じ年の4月に再度日福に入学しなおしました。


そんなぁ・・・・その2


これまでも私の勝手な思い込みで色々やらかしていたので
自分なりに学校にも確認したつもりでいました。

去年、再入学した私は「援助演習Ⅱ」だけを取ればいいと考えていました。
あとの必要な単位は最初の卒業時に取得していました。

ところが一向に「卒業見込み」に〇がつかないんです。
事務局に問い合わせると、「受験資格に必要な科目は援助演習Ⅱですが
卒業することが条件となるので、卒業に必要な単位を取得する必要が
あります」

いやいや、何度も確認しましたやん・・・

その頃、8月になっていて新たに単位を取得をするために今から受けれる
スクーリングに片っ端から申し込みました。
幸い?コロナでweb受講が多かったので授業料のみで交通費や宿泊費も
かかりませんでしたが、それでも何科目かは東京まで受講しに行きました。


すったもんだの末に


こうして私は今年3月に2度目の日福卒業を果たします。
去年の日福での勉強は、受験資格を得るために必須ではない科目
ばかりだったので、いい意味で勉強を楽しむことができました。
福祉とは、をたくさん学んだ学生生活でした。

実務経験を得るために就職した今の仕事。
生活支援員・就労支援員も経験し毎日奮闘しています。
就労移行なので利用者の方を「就職」に導くことがミッションでは
ありますが、就職までの段階で色々な関わりが必要になります。

生活リズムが安定しない人、ご自身の障害特性を受容できない人、
経済的支援が必要な人、相談する場所がもっと必要な人・・・

これら全てが私の経験となっていることには違いはありません。
利用者の方々が変化し、就職して活き活きしている姿をみることは
とてもやりがいがあります。

でも私はこの仕事を続けていくつもりはありません。

やりがいは感じていますが、私が本当にやりたかったことを
私が死ぬまでにはやりたいな、と考えているからです。

ただ今していることは将来的に、誰かの就職活動のお手伝いが
できればいいな、とも考えています。

そのあたりのことはまた後日・・・







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