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キタダヒロヒコ詩歌集 35


夜半近くともなるとあり得ない出逢ひを期待して床に入る、頭の内部の川がきみょうに水平となりそして一瞬波打つ、浮かんではすぐ忘れさうになる星達を書き留めるため私は死んでしまつた歌をうたふ、ボールペンの謹直なBODYの周囲に月の光がもう渦まいてゐる。




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