喉元すぎぬ言葉たち。
とてつもなく気にするタイプです。
頭ではわかってるんだけど、めちゃくちゃ引きずります。
今日は小学1年生の次男のことです。
言っても言っても聞かない
末っ子気質で甘えん坊。何度注意してもほぼ効いてない。怒られてるのにおふざけで返すあたり、リアル“くれよんしんちゃん”です。
3歳上の兄にもまれながら激しく育ったせいか、手も足もすぐ出る。壁を蹴る、物を投げる、etc…です。
優しく言ってもダメ。きつく言ってもダメ。
パパの声もだんだん強くなりすぎて、こちらがストレスになるので『もういいからやめて』って言うはめになるくらい。いい加減やめてくれんか、と疲弊する毎日です。
そして、1年生になって半年。
学校でも先生に何度も注意を受けてるようです。そうだろうとは思ってました。二者面談でも、あれこれ聞きました。
悪いのは次男、そうなんだけど・・・
ついこないだの夕方、担任からの突然の電話。
『あー何かやらかしたな』と恐る恐る通話ボタンを押しました。
概要はこうです。
学童保育へ行く途中、棒を拾って振り回して歩いていた、らしい。
通りすがりの車に当てて歩いてた、らしい。
今のところ、苦情などは来てないけど、もしかしたら後から学校に言ってくるかもしれない。
担任はちょうど学童保育に用があり、この件を聞いたのでその場で叱った。
あーまた何てことをやってるんだ次男!
いつも駐車場でも車に近づかない、触らない、石を投げない、と散々言ってるのに…
「家でもよく話してください」と言われ、電話を切りました。
その夜、次男くんと話をしました。響いている感覚はまったくなかったけど。
そして、一応、連絡帳にも先生へのメッセージを記しました。
『家でもよく話しました。いつもそんなことばっかりやってます。その度に注意してるものの、またやっての繰り返しです。何度も伝えて行くしかないとは思ってます。』
そして、連絡帳に返事がありました。
『早めに目をつんでいきましょう』
早めに芽を摘んでいきましょう
一言書かれたこの言葉とても引っ掛かりました。
もちろん、悪いのは次男です。そうなんですけど、なんだかとても害悪だと言われたように感じました。
思えば次男の担任の先生は、最初から何かつっかえる感が私の中にはありました。ハキハキしたベテラン先生で、うちのようなやんちゃタイプには頼もしい先生だとも思ったんですが、言われた言葉がずっとつっかえるんです。
次男は言葉遣いもとても悪く、いわゆるチクチク言葉もよく言ってます。
それについても、
『他の子はまったく言わない。次男くんだけなんですよ。』って言われたり。
『友達とあまり遊ばない。休み時間もいつも一人でいます。』って、言われたこともあります。
確かに次男は元気過ぎて暴力的な反面、折紙が得意で1人で本を読んだりも好きなんです。
『誰かに話かけられたら話すけど、自分からは行かない。仲良くしてるのは◯◯くんと◯◯くんぐらい。』とも、言われました。
確かに保育園時代、今日は誰と遊んだ?と次男に聞くと「ひとりであそんだ」と答えることも多かったです。でも、1日誰とも遊ばない?そんなはずないよね?
園の先生に確かめてみると、何てことはない。いろんな子たちと遊んでいるようでした。
また、お迎えのときにも、先生から今日は誰と遊んでたか、どんなことがあったか、ことこまかに聞けたので安心感もありました。
よく考えてみたら、小学校の先生は保育士さんみたいに1日ほぼずっと一緒にいるわけじゃないですよね。そう考えると、いつも一人でいるとか、仲良くしてる子があまりいないとか、言われる筋合いもないんですよね。
そして、1人で遊ぶことが好きな子もいます。
それでも気になって長男にも学校での様子を聞いてみると、『昼休みに次男はよく一人で歩いてる。』『でも誰かと遊んでるときもある。』『同じ園で仲良しだった子といるときもある。』と、聞いて少し安心しました。
次男はあまり今日のできごとを話してくれません。
お友達ママから『うちの子が次男くんは何でも知ってるんだよ。折紙もすごく上手なんだよ。っていつも話してて』と、聞いたときは本当に驚きました。その子は一緒の保育園だったけど、次男からは名前が出たことがない子でした。お友達のママから聞かなかったら、何も知らなかった。
もうずいぶん前から、親が見えないところで次男には次男の世界があるんですよね。
できれば光の言葉を発したい。
言葉ってどう表現するかで受け手がどう感じるか、大きく変わりますよね。
プラスの言葉は光です。その反面マイナスに感じる言葉は一滴の墨が落ちるように心を濁していきます。
私も他人を落ち込ませる言葉を発しないよう日頃から気をつけています。次男のチクチク言葉もなくなるよう、何とか根気よく伝えていきたいです。
今日も言葉を選びながら、
“生きる”ために、生きることにのみ集中します。