『プログラミング独学』副業で【月10万弱稼ぐ】までにしたこと
こんにちは都内IT企業でSEをしているらっとです。
自分自身まだ入社半年くらいのピヨピヨの時期に副業で月10万円弱を稼いだことがありました。本業も週５でしていたのでその月の額面は40万円とかになっていたと思います。
この記事では、
「副業に挑戦してみたいけど、どれも難しそう」
「プログラミングを学んだけど、どうやって稼ぐのかわからない」
「Progateの次って何すればいいんだ」
と言う方の悩みを解決できるかと思うので、気になる方はぜひ最後まで見てみてください。
実績はこちらです。
はい、2022年なので約２年前のデータです。
「10万割ってんじゃねーか！」
と言う意見もあるかとは思うのですが、基本的にクラウドソーシングサイトには手数料があり、15%~20%くらい報酬が減ります。
なので内訳は以下のようになります。
【2022年10月】
◯ランサーズ
総額 ： ¥51,480
手数料： ¥8,580
手取り： ¥42,900
◯クラウドワークス
総額 ： ¥42,900
手数料： ¥8,580
手取り： ¥34,320
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合計 ： ¥94,380
手取り： ¥75,504
と言うことで実際に稼ぐまでに何をしたかと、どのくらいの時間が必要かなども詳しくお話ししていきたいと思います。
※実際の詳しいコードやプログラミングの学習については省かせていただいてます
稼ぐのには最低3ヶ月はかかると思う
腰を折るようで申し訳ないのですが、プログラム作成で稼げるようになるには最低でも３ヶ月くらいはかかります。
全く未経験から始めた場合、
IT関連の基礎知識→プログラムの知識→python→ライブラリの知識
とカバーする範囲が膨大にあるんですよね。
仮に「副業で稼げる領域にフォーカス」したとしても、もちろん個人差はあるのですが最低数ヶ月くらいはかかってしまうかも知れません。
なので『未経験でも簡単に稼げる副業』ではないことは初めにお断りさせていただきます。
「マジか、すぐ稼げないじゃん」
「そんなに続けていける自信ない」
と諦めてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、正直僕もプログラミングに関しては３回以上挫折して今に至るので、簡単にストレートに稼げたわけでは全くありません。
ただその中で
・初心者が初めて数ヶ月で案件化
・自分から営業をかけなくても仕事を受けられる
・ほぼ確実に稼ぎに繋げられる
・基本的に時間、場所を問わずに働ける
と言う条件を満たすのはプログラムやweb制作系だけかと思います。あとは腕があればイラストレーターとかでしょうか？
（ライティングは生成AIに近々代替される可能性があるので省きました）
例えば、YouTubeやSNS系、ブログなどの副業などほとんどの運による要素がかなり大きいですよね。つまり、当たれば大きく稼げるけど稼げる人は一握りみたいな状況かと。
そういった面から、総合的にみてプログラミング系の副業から初めてみるのがいいと思っています。
と、長々と説明してしまいましたが早速解説していきますね。
※ここまで読んで、「なんか無理そうだな…」と思った方は『節約』して可処分所得を増やす方向に舵を切ったほうがいいかも知れません。
副業までの道のりを『5ステップ』で解説
まずプログラミングでどのように稼ぐかという話です。
簡単に説明すると「プログラムでweb操作を自動化する」という領域を学習して、その案件を受けることで稼ぐことを目的に解説します。
「正直よく分からん」
と思う方も多いとは思うので、参考例を並べます。
【定期的に在庫があるか確認して、通知を送るプログラム】
・毎日定時になったらプログラムを起動
・ブラウザを立ち上げる
・特定のサイトへアクセスして在庫があるかを確認する
・在庫の有無をLINEなどに通知する
このような自動化ツールをクラウドソーシングサイトでお客様に作成し、代金をもらうという流れです。
概要が把握できたかと思うので実際成果物を納品するまでの流れを説明します。
#1 Pythonの基礎理解（1ヶ月くらい）
こちらのサイトなどにしたがってpythonをインストールします。
その後基礎文法やプログラムの組み方を勉強します。
この辺りは調べたらたくさん参考資料が出てくるため割愛します。
以下のサイトなどがおすすめです。
僕も使わせてもらってました。
#2 クラウドソーシングサイトで案件を確認
次にサイトに登録して案件を確認します。
なんで勉強を終える前に案件を確認するのか？と思う方もいるとは思いますが、以下の理由があります。
・自分が目指す作成物を確認するため
・「これを作れたら◯円稼げる」というモチベーションアップ
特にモチベーションアップは重要です( ´∀｀)
次のステップが一番ハードルが高く、学習時間も2~3ヶ月と割と長いので、「本当に稼げるんだろうか…」という迷いがあるとなかなか乗り越えるのは厳しいと思います。
自分は『ランサーズ 』『クラウドワークス』の２つに登録しました。
よほどのことがない限りサイトは多く登録するに越したことはないと思います。理由はシンプルに案件数が増えるため、仕事が受けやすくなるからです。
「自動化」「スクレイピング」
この辺りにフォーカスして案件を選びましょう。
現在（2024年7月）の相場では2~3万円くらいでしょうか。
僕が受注した時と金額はそこまで変わってはいませんが、案件のレベルが上がっている印象があります。
#3 『HTML』と『selenium』の勉強（2~3ヶ月くらい）
Pythonを使ってwebブラウザを操作するためのツールです。
こちらのツールを使うことで自由自在にブラウザを立ち上げて、自動で操作することが可能になります。
初期インストールなどはこちらなどを参考にやってみてください。
また合わせてHTML,CSSの基礎理解も深めます。
seleniumによってweb要素を操作する際に、この辺りの知識は必須になります。上記で挙げたprogateやドットインストールで結構なので、seleniumにより自分の狙った要素を操作できるくらいまでは理解を深める必要があります。
多分上記のPythonの基礎文法を勉強するよりもはるかにわからないことが発生するかと思いますが、その際はをchatGPTに質問しながら進めましょう。
・web要素のクリックなどのアクション操作
・動的サイトのスクレイピング
・cron,タスクスケジューラを使った定期実行
・エクセルからのデータ入出力
みたいなことが自在にできるようになってきた頃が目安かと思います。
こちらを参考にしてみてください。
自分も実際のアプリ作成はこういった参考記事から基礎構造を学びました。
やはりプログラミングの一番早い学習方法は
「自分でアプリを作ってみること」ですね。
#4 クラウドソーシングサイトで応募
ある程度学習が形になってきたらサイトに応募しましょう。
自分が応募して案件を取りやすかった提案テンプレートはこちらです。
はじめまして。
IT企業で開発担当をしている「らっと」と申します。
今回の◯◯業務ご依頼を拝見いたしましてお役に立てるのではないかと思いご連絡いたしました。
■経歴
・社内業務自動化ツールの作成
PythonとSeleniumを使い社内で日常的に行っていた業務を自動化しました。
・自動WEBテストツールの作成
作成したWEBサイトにバグがないかなどを自動でチェックするツールを社内で開発しました。
■得意業務
Pythonを用いたWEB作業の自動化やスクレイピングなどの自動情報取得ツールの開発等。
その他にもWEBアプリケーションの開発なども行っております。
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使用経験言語:
HTML,css,javascript,jQuery
PHP,Ruby on Rails,React
Python
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■PRできること
返信速度と早い段階でプロトタイプのアプリを提出することで、依頼主様の要望と齟齬がないような開発を心がけております。
是非一度ご検討いただけると幸いです。
こんな感じです。
ポイントは「なるべく早く返信」すること。
案件の応募が出た際や、応募してからの返信に対しては1日以内には答えましょう。案件には数十人の応募が集中するものもザラにあります。
そのため「早く反応する」だけでも優位に立つことができます。
案件に無事当選したらお仕事スタートです。
要望に合わせてプログラムを作成しましょう。
#5 納品
プログラムが完成したらクライアントに納品し、検品してもらいます。
この期間にバグや不具合、当初の要望からの変更があれば交渉します。
また作成物の使い方マニュアルなども簡易で作成すると印象が良くなります。
これでクライアントから承認が降りれば無事お仕事完了、といった流れです。
自分が案件を受けるにあたって、事前に確認していたことなどをまとめました。
・相手がwindowsを使っているかmacを使っているかを確認
・BOT対策などされているサイトでないか確認
・相手の PCにpythonを導入する際の手順
・相手の望むシステムの機能をすべて確認
・データ取得量などが適切か
僕は以前１億件以上のデータを1万5000円で誤って受けてしまい、後悔しました。
一度案件をこなすと大分大枠は理解できるようになるかと思うので、慣れてきた方はガンガン稼いでいきましょう。
僕は15万稼いで辞めた
と、ここまで解説しておいてですが自分は15万円ほど稼いで辞めました。
正直に話します。
理由は「案件が安定しない」からと「本業の方が忙しくなったから」です。
正直な話、自分も月10万副業で稼げるようになった時、
「これで世界中どこでも生活ができるかも！」
と少し浮かれました。
ただ実際に応募してみるとわかりますが応募倍率がかなり高く、一日中案件を見張っていないと逃してしまうこともあるため、結構忙しくなります。
また案件自体も基本的に『下請け』のようなものが多い（素人が受注できるものだから仕方ない）ため、稼ぐ金額にも限度があると感じました。
おそらく生計を立てたり継続的に安定収入を生み出すのは困難かと思います。
これは僕の実力が実力が対したこと無いからかもしれないので、断言はできません。
とはいえ『自分で稼いだという自信』は手に入るから成長できる
ではやらない方がいいのかというと、
「とりあえず挑戦した方がいい」
です。ダメなら他の副業を探せばいいだけなので。
結果として『ほんの少しだけど個人の実力で稼ぐ』という経験ができるし、『時間はかかれど頑張れば月の収入を伸ばせる』というのは大きな自信に繋がります。
実際自分は「10時間勤務＋往復3時間」の本業と別に上記の副業をこなせていたので、やってみて本当にいい経験になったなと思いました。
またリモートでお金を稼ぐといった貴重な経験もできました。
そういった背景もあり、今回おすすめの副業としてのプログラミングをご紹介した次第です。
「今年こそ副業で稼ぐぞ！」歴３年目の方、
ここから始めてみはいかがでしょうか？
『ランサーズ | 日本最大級のクラウドソーシング・仕事依頼サイト』
案件数は全体的にクラウドワークスより多い印象で仕事を受注しやすいかと。単価も少し高めの案件が多いです。
『クラウドワークス』
全体的に案件が寡占化している印象はありますが、
アプリはこちらの方が使い勝手がいいので仕事は探しやすいかと思います。
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