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【読書日記】 「脳のため光を浴びよ 肉を食べよう」を読む

著者である和田秀樹さんの本はたくさん読んできましたが、光と肉のことだけを取り上げた本がおもしろそうで、読んでみました。

第一刷:2019年4月26日
発行元:株式会社波乗社
著者:和田 秀樹
内容:本書は、老年精神科医の和田秀樹先生が、いつまでも若々しい体、明るい気持ちでいるための、【肉と光】からみた【生活習慣の提案】です。(amazonより)

この本の半分くらいは肉のことが書かれていた

「肉を食べよう」ということだけで、この本の半分くらいを占めていたのには驚きました。
もちろん、なぜ肉を食べるのがよいのかについてたくさん書かれおり、「なるほど〜」と思って読みました。
人類の歴史的なこと、神経伝達物質のこと、栄養のこと、気分のことなど、どれも裏付けがあり、よく理解できました。
私はあまり肉が好きではないので、肉を食べた時の高揚感はわかりません。
この本を読んでも、「さあ、食べよう!」とまではいかないのですが、時々少量食べる肉をしっかり味わって、これまで以上にありがたくいただこうと思いました。


特に焼肉はみんな笑顔になる


光が脳にとって大切

外の光を浴びることが大切であることは知っていましたので、おさらい的に読みました。
知っていることでも、時期を変えて、別の人が、別の本の中で書かれたことを読むのは非常に勉強になります。

最近、自分との関連で光について非常に意識することがあります。
家族の介護のために、家の中にいる時間が長くなると、気分が滅入ってくるのです。息が詰まりそうになるのです。
そして、「外の空気に触れたい。光を浴びたい」と思うのです。
少し外に出て、軽くウオーキングをするといっぺんに気分がよくなり、元気になるのがわかります。

光を浴びると気持ちが元気になる

また、仕事上で関わっている障害のある人たちの中には、夜間睡眠がとりにくい方がおられます。
そういった方には、昼間、外の空気や光に触れる活動を促したり、家庭では夜は照明を消し、朝カーテンを開けることをお願いしたりしています。
障害のある方に関わる者たちも、光と脳の関係に関する知識をもち、具体的な取り組みを考えることが大切だと思います。


最後の3分の1は、いつもの「和田節」の話だった

出ました「和田節」。
定年後の過ごし方や年の重ね方についてのいつものお話でした。
「好きなことをしよう」
「わくわくする気持ちを大切にしよう」
「年だからって引っ込み思案にならないでいろいろやろう」
と、再び思い、元気になった私です。


いつもわくわくしていたい



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