【読書日記】 「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考 を読む
著者の末永さんがラジオでこの本について語られていたのを聞き、興味を持ちました。
第1刷:2020年2月19日
発行元:ダイヤモンド社
著者:末永 幸歩
内容:「こんな授業が受けたかった! 」「この美術、おもしろすぎる…!!」
700人超の中高生たちを熱狂させ、大人たちも心から感動する「美術」の授業!!
20世紀アートを代表する6作品で「アーティストのように考える方法」がわかる!(Amazonより)
「アートという植物」
この本のオリエンテーションでは「アート思考ってなんだろう」について書かれています。
その中で、アートを植物にたとえているところがおもしろいと思いました。
「アートという植物」は「表現の花」「興味のタネ」「探究の根」の3つからできており、そのイラストが描かれていました。
私は、この「アートという植物」のイラストを常に思い出しながらと本書を読み進めました。
このイラストは、アートに限らず、私たちの生き方、仕事の仕方、人との関わり方など、いろいろなところにも共通して当てはまるものだとも思いました。
いろいろなものから解き放たれたような気分になった
これまでのいろいろな固定観念、先入観から解放されたような気分になりました。
・「絵とは具象物を描くもの」という思い込みがあるから、現代アートにどうしても興味をもつことができなかった私
・気づいた時から遠近法で描かれた絵が身の回りにあり、遠近法が当たり前のように見てきた私
・絵や画家に関する知識をもつことによって、正しい絵の鑑賞ができると思っていた私
本書を読むまでは、このような私でした。
カメラが発明された当時、「これからは何を描けばいいのか」と考えに考えた画家たち。その画家たちが、それまでのしきたりや観念から解き放たれた気分がほんのわずがですが、わかったような気分になりました。
これから美術館に行くのがますます楽しみになりました。
今まであまり見なかった現代アートも見てみたいなあと思いました。
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