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本とわたし

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読書日記、本、図書館に関する記事を載せています。
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2022年6月の記事一覧

職場体験の中学生と一緒に取材したら図書館の熱い部分が見えてきた

職場体験、みなさんはしたことありますか? 中学生のときに近隣の企業でお仕事体験をさせてもらうやつです(ライツ社のある兵庫県では「トライやる・ウィーク」という名称)。 実はライツ社にも、市内の中学生が職場体験にきてくれました。 編集や営業のお仕事を体験してもらうなかで、一緒に「明るい出版業界紙」の取材も体験することに。 向かったのは「Library of the Year 2021」 優秀賞・オーディエンス賞を受賞したあかし市民図書館です。 この日のスケジュール 9時 

【読書日記】 「老いた親を愛せますか?それでも介護はやってくる」を読む

著者の岸見一郎さんの「介護のためのアドラー心理学入門」を先日読み、非常に共感しました。自分を見つめ直したく、さらに一冊手にとりました。 第1刷:2015年12月10日 発行元:株式会社 幻冬社 著者:岸見 一郎 内容:私たちにとって幸福とは何か? 70万部のベストセラー『嫌われる勇気』の著者にしてアドラー心理学の第一人者が、ありのままの家族の関係を提言。 「愛せますか」「それでも」・・・タイトルが衝撃的「老いた親」というとマイナス面ばかり思い浮かんでしまいがちです。 「動

【読書日記】 「森美術館のSNS マーケティング戦略 シェアする美術」を読む

行ったことはないけれどもSNSで「知ってる気分」になっている森美術館。「美術館のマーケティング戦略って?」と興味がわきました。 第1刷:2019年6月12日 発行元:株式会社 翔泳社 著者:洞田貫 晋一郎 内容:2018年美術展覧会「入場者数」1位・2位を達成した森美術館がこれまでに取り組んできた展覧会におけるさまざまなSNSの取り組みを紹介します。 森美術館 行ったことないけど「なんだか他の美術館とは違う」というイメージは本当だった本を読む前から、森美術館が「なんだか他

【読書日記】 「西洋美術は 彫刻 抜きには語れない」を読む

最近、美術館の講座で塑像を造るという体験をしてから、「彫刻」が気になっていました。この本のタイトルと表紙は非常に印象的でした。 第1刷:2022年4月22日 発行元:株式会社 翔泳社 著者:堀越 啓 内容:彫刻とは何かに始まり、その魅力や歴史、見るべき作品、そして彫刻を見るためのポイントについて、わかりやすく紹介し、美術鑑賞をより楽しくする本です。 かたいことはわからないが、「彫刻ってなんかおもしろいかな」本の副題に「教養としての彫刻の見方」とありますが、そういったことは

【読書日記】 「看る力 アガワ流介護入門」を読む

気になっていた本をようやく手に取り、一気読みしました。著者の阿川佐和子さんの著書「聞く力」が大変面白かったことと、最近高齢の母と接する時間が増え、「介護」という言葉に反応したことから手に取りました。 第1刷:2018年6月20日 発行元:株式会社 文藝春秋 著者:阿川佐和子 大塚宣夫 内容:介護経験豊富なアガワと高齢者医療の第一人者である大塚医師の二人が語る親&伴侶の正しい介護法、理想的な老後の生活術ー。 アガワ流介護で明るくなれた 阿川さんと大塚先生の対談で介護の話が

”死ぬまで歩く”ために始めたスクワット まだ13日間だけど・・

まだまだやりたいことがある、そのためには動ける体を維持したい、という気持ちからスクワットを始めました。 一冊の本「死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい」に引き込まれた 衝撃的なタイトルの本に出会いました。 第1刷:2017年10月25日 発行元:株式会社 幻冬社 内容:スクワットには、足腰を鍛えるだけではない多くの効果があることを教えてくれる指南書 順天堂大学医学部教授小林弘幸先生の書かれた「死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい」です。小林先生は自律神経研究の第