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コンサルのビヘイビア面接とは?

コンサルティングファームの中途面接では、入社希望者を、
①フェルミ・ケース
②ビヘイビア
で評価する。
(面接前に筆記試験・ゲーム試験、履歴書チェックは当然あり)
(新卒の場合は、ビヘイビア(志望動機等)はほぼ問われない)


その内、本記事では、
②ビヘイビア
に関して3つの構成で解説・対策支援を行う。


<目次>
・ビヘイビアとは何か
・ビヘイビアで問われることは何か
・各問に対する回答を考える視点は何か。


【ビヘイビアとは何か】

ビヘイビアとは、
社会人としての姿勢・コンサルタントを志望する意思
のことを指す。

すなわちビヘイビア評価とは、
当該コンサルティングファームに入れてよさそうな“人物か”
を判定する。
(*スキル面は、①フェルミ・ケースで評価する)

ビヘイビアは大きく分けて、
A社会人としてまともそうか
Bコンサルタントとして働く意思はあるか
(+Mckは、リーダーシップがあるか)
Cキャリアビジョンを見据えて行動しているか
に大別される

ビヘイビアが主に評価項目となるタイミング(20220225Ver)は、
1Mck:毎面接ごと
2Mck以外の戦略コンサル:主に3次面接~最終面接
3総合コンサルの戦略部門:(面接官によってまちまちだが)1次と最終面接
となっている。

なおビヘイビアは、ノックアウトファクターのため、
ビヘイビアが良いために面接通過、とはならない。
あくまで、考えなしな人を落とすための評価指標である
(通過か否かは、①フェルミ・ケースの出来で決まる)




【ビヘイビアで問われることは何か】

以下、3類型ごとに具体的な着眼ポイント・設問タイプを記す。
A社会人としてまともそうか
Bコンサルタントとして働く意思はあるか
(+Mckは、リーダーシップがあるか)
Cキャリアビジョンを見据えて行動しているか


<A社会人としてまともそうか>
社会人としてまともそうか、は、主に「挙動」に関しての評価となる。
具体的な着眼ポイントは、
a-1:社会人として不自然なマナー・癖がないか
a-2:社会人として不適当な言動がないか
となる。
(*Aに関しては、“日本の社会人として普通”に振る舞えば、×がつくことはない)

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