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発達障害はシンデレラコンプレックスになりやすい?

発達障害と『シンデレラコンプレックス』の関係について


発達障害当事者は『シンデレラコンプレックス』になりやすい?

発達障害の勉強をする中
ふと感じたことは

「発達障害当事者は
シンデレラコンプレックスに
なりやすいんじゃないか?」
ということ。

なぜなら発達障害当事者は
シンデレラコンプレックスになりやすい特徴を
いくつも持っているなと
思ったからです。

そもそもシンデレラコンプレックスとは
童話『シンデレラ』が由来となっており

自主性を失った人が

「誰かが迷える自分を現状から救ってくれる」
という理想を夢見て見知らぬ他人に
救いを求めている深層心理を指します。

他人に対し「誰か私を助けて〜」と
無意識に依存して自立を止めてしまうのです。

その影響から
シンデレラコンプレックスを抱える人は
他人に依存しやすいという特徴があります。

元々自立できない女性が

理想の男性が現れて
自分を幸せにしてくれるのを待つ

深層心理をさしていましたが

現実では中々そういう人はいません。

シンデレラコンプレックスに
なりやすい人の特徴は

  • 「自分に自信が無い」

  • 「相手に自分の理想を押し付ける」

  • 「甘えたい気持ちが強い」

  • 「精神的に子供っぽい」

が挙げられます。

発達障害当事者の場合

発達障害当事者の場合
「自分に自信が無い」タイプが多いです。

自分に自信が無い理由として
特性ゆえに失敗や躓きが多いことから
自分自身に対して肯定する力が弱いのです。

その影響から無意識のうちに
自分を卑下しているところもあります。

そもそも自己肯定感が低い人は
過去に何かしらトラウマを抱えている人が
多いです。

特に発達障害当事者は
過去にトラウマを持っている人が多く

過去のトラウマが何かの拍子で
フラッシュバックしやすいのです。

特性から来る失敗やミスの数が
定型よりも多いため

両親や周りの大人達から
怒られてばかりだったり
友達からも馬鹿にされたりなどといった

悪い出来事の記憶が残りやすく
記憶の切り替えが下手
な影響から

フラッシュバックして
自分自身を苦しめてしまいやすいです。

失敗経験を積み重ねやすく
いつまでも失敗やミスを
引きずりがちなことから

「どうせ自分はダメなヤツなんだ」
と発達障害当事者は自身に対し
ネガティブな感情を抱きやすくなります。

自信を喪失しやすい発達障害当事者

失敗経験の多さは自信を喪失しやすいです。

失敗経験の数を定型より多く重ねているから

「自分は成功しない人間だ」
「自分は何をやってもダメなんだ」

と自分に絶望して
もうどうにもできないと思い込み

自分自身に対し諦めモードになり
他者に救いを求めてしまいやすくなる

と考えます。

自分自身を卑下しやすく
「自分には何の価値も無い」という思考から
特に他人に助けを求めやすくなると感じます。

また発達障害自体
目に見えない障害なので

自分でもなかなか自覚しづらいのも
大きいですね。

まとめ

発達障害当事者は定型さんと比べると
挫折の経験数がハンパじゃありません。

挫折の経験数が多いゆえに
自分に自信を無くしてしまい

「自分はどうせ何をやってもダメだ」
自己否定するようになります。

自己否定クセが高じて
「誰か自分を救ってほしい」と
見知らぬ他人にすがるようになり

シンデレラコンプレックスに
ハマりやすくなるのではと考えます。

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