01 ある男の人生

個人的に好きな「アニメ•漫画•小説」の内容や考えたことを詩で表現してみました。

原作の詩を予想、想像しながらぜひ読んでくださると嬉しいです。（題名と原作は1番下に記載してあります）

※誇張表現や主観が入ることはご了承ください。

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全てを持って生まれた男には
他人が羨む才能があった

全てを持って生まれた男は
他人の思いすら読むことができた

喜びたい
楽しみたい
驚きたい
悩みたい
悲しみたい
自由に生きたい

そんな男の心を読む者は誰もいない

全てを持って生まれた男は
全てを失ったことを嘆いた
自分は世界一不幸な存在であると言った

全てを持って生まれた男は
今日も他人の心を読む

喜怒哀楽の忙しい声を聞きながら
男は嘆く
「やれやれ全く面倒な奴らだ」

全てを失った男は
今日も自分の不幸な人生を嘆く

「こんな人生も悪くない」
そう心に笑みを浮かべながら

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題名: 最悪でΨ高な人生
原作: 斉木楠雄のΨ難