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愚か者

寂しくて堪らない牝兎がその寂しさを埋めるために

近くの牡兎と愛し合った

しかしその心が満たされる事はなかった

埋めるための愛は埋まることなんてないのに

そんな事分かっているはずなのに

いつの間にかその偽りの愛に依存したのだ

君が求めていたのは本当にこれなのかい

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