いつも暇なのに何かあるとすぐ怒る人達のメカニズム

皆さんの職場にいつも暇そうにYouTubeやTwitterを勤務時間中にやってたり、お菓子を食べていたり、椅子にふんぞり返っているくせに、いざ書類の確認などで不備があるとものすごくキレる人っていませんか。普通の職場であればいないと思うのですが、今回は、そういう人達を観察しているとある共通心理が見つかったので書きます。

結論から言うとキレる理由は、その人達にとって、自分にとっての仕事とは「確認するだけであって、何か間違いや相違があることは異常事態である」からです。要するに、サボり癖がつきすぎて、休憩や息抜きのはずだったYouTubeが自分の仕事になってしまうんですね。そうなると、仕事だったはずの部下からの確認や報告はただの面倒くさい嫌な要素になるので、声を荒げたり、しょうも無いことでキレたり、部下への指導を怠ったりするようになります。
なので、相当機嫌がよかったりしないかぎりこの態度が向上することはありませんし、ましてや自分からというようなことはありませんし、基本的にいつでもキレます。

また、頑張るバイタリティというのは筋肉と同じで鍛えないと衰えていく一方なので、そんな状態で1年も過ごせばもう頑張ることができなくなります。すると「あれも面倒くさい、これも面倒くさい」となり、最後は部下に全て投げ出す事となります。そして部下がミスをした時、まさか自分が全て投げていたからですとは言えないので、その鬱憤を部下に当たるようになります。または、訳の分からないことを怒鳴り散らかし、事を穏便に進めたい人達が気を遣って事態の収拾を有耶無耶にすることで図ります。これが表題のメカニズムです。

ここまで読んで、「とんでもない人が世の中にはいるものだなあ」と思う方と「わかるわかる」と思った方がいると思うのですが、こういう人間は「自分は絶対にクビにならない」「管理職はろくに現場を見に来ない」という状況にしか発生しません。

お心あたり、ございませんか。



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