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音楽とファッション

音楽とファッションの関係性&名曲たち

昔から、音楽とファッションは切ってもきれない縁である。

古くは、細身のスーツにブーツ=モッズ
ボンテージパンツにセッズ、マーチン、ジョージコックス=パンク
カーディガンに敗れたジーンズにジャックパーセル=グランジ(て言うかカートコバーン)
などなど。

セットで生き抜いてきた文化だと思う。

ただ、一番の共通点は、「絶対的な正義」がないこと。

個々がそれぞれの世界で民主主義を貫き、戦いながら生きてきた。

例えば

洋楽フリークはビジュアル系を「ダサい」と、バカにする。
ビジュアル系フリークは、「何歌ってるのかわからない」と洋楽フリークをバカにする。

どっちもそれぞれの正義がある。

当たり前のことだが、どちらが正しいかなんて判断する世界的音楽機関なんてない。

ファッションもそうだ。

感度が高い流行の真ん中のドメ・ブランドフリークは、いわゆるお兄系(死語)ファッションを良くは思わない。

逆にお兄さん系ファッションフリークは、たとえばオーラリーなどのブランドを見ても、なんも魅力を感じないだろう。

結局、正義はない。

それぞれがそれぞれの正義を持ってカルチャーの中を生きている。

センスは、それぞれの中だ。

話は変わるが、基本自分は音楽に関していうとかなりの雑食だ。

古くはビジュアル系から始まり、そこから洋楽にわたりカルチャークラブ、キュアーなどを知り、マイブラなどのシューゲイズ、ダイナソー などのオルタナ、ダムドなどのパンク、アンビエント、エモなどを通り最後にアイドルに行き着くというカオスロード。

ダサいなという音楽は、バカにする前に一通り聞く。
知らないと叩く権利はないと思う主義。

幼少の時に、いとこのお兄さんに「音楽通になって大人になったらサザンオールスターズの凄さがわかるよ」と言われて、すべてのアルバムを何度も聞いてみたが魅力は、まったく感じない。
(もしかしたら、まだ音楽を聞くということが少ないのかもしれないが)

リモートワークという環境となり音楽を聞くタイミングが多くなった。

いろんなジャンルに、名曲てあるな、、、と再度考えさせられた期間でもあった。

前置きは長くなったが
ビジュアル系から洋楽、アイドルの名曲を
自分的なメモも兼ねて、貼っていこうかなという自己満足的承認欲求衝動が今回のテーマなのだが。

15曲紹介したい。

1. toe. / good bye
日本屈指のインストバンドのtoe.
土岐麻子をゲストボーカルに迎えたこの曲は、エモの枠を超えていると思う。
1000年後も残したい名曲。


2. COALTAR OF THE DEEPERS / 春の行人坂
天才というか奇才NARASAKI率いるディーパーズ。カオティックに重ねたギターがいろんな感情を揺さぶられる。メロなんて、あればいいんだと思う。


3. Mother Earth / Jesse
エロスを奏でるハンマリング。
かっこいいじゃなくて、艶っぽいというか少しエージングをした音楽。
センスてこういうもんなんだろうなぁと痛感した一曲。お笑いで例えるなら、そう友近だろうな(どうだろうこの例え)


4. NIRVANA / Aneurysm
世間的には、ニルヴァーナといえば、アレなんだけど自分的にはコレ。 退廃的なのにポップ。雑に組み合わされた構成なのに聞きやすい。特別感などない。人間が叩きつけられるような音楽だと思う。


5. cali≠gari / 娑婆乱打
圧倒的ジュリー感。ビジュアル系と括れば、簡単なことなんだけど、そうはいかない。様々なこと、モノを消化して産まれた彼らの音楽は本物なんだと思う。
ちなみに好き嫌いがかなり分かれるバンド。


6. X(not JAPAN)/ sadistic desire
エックスというと紅やらX、Forever Loveとかになるんだろうが自分的には、イントロからアウトロまでカンペキにこの曲。グリッサンドを多用したギターソロはもう鳥肌もの。


7. My Bloody Valentine / when you sleep
この曲、そして収録されているアルバム「ラヴレス」を何回聞いたか。何枚買ったか。後世に残したい音楽である。


8. 大森靖子 / 死神
なんだろうね。この人の曲を聞いてると、新しい感情が生まれてくる。夜会ぽさもあるが、ちょっと違う。初期衝動?なのかな。感情的パンクなんだろうなと思う最近。


9. Joy Division / ceremony
儚いて言葉が一番似合う。ポストパンク?いやいや、ジョイデヴィジョンは、ジョイデヴィジョンでしかない。


10. FUGAZI / Turnover
単純にかっこいい。かっこいいしか言えない。


11. BiS / gives.
いわゆるアイドル。
歌唱力もまだまだなところもあるが、なんだろうな、エモい。とにかくエモい。エモいて便利な言葉だが、エモい。解散ライヴのこのテイクは、儚くかなしい。


12. Maison book girl / 長い夜が明けて
名曲。とにかく名曲。
タンゴ調のリズムから、とにかく儚いメロが並ぶ。歌詞も逸脱している。彼女たちの雰囲気がまたより一層、何段階もクオリティをあげている。


13. sigur ros / hoppipolla
平和を奏でるというのは、こういうことなんだろう。個人的にシガーロスとジョンレノンの見てる方向は、音楽性が違えど同じだと思う(というと叩かれそうだが)


14. 七尾旅人 / サーカスナイト
聞くといろんなことを思う。個人的には生涯のベスト1は、この曲になるんだと思う。
説明不要。とにかく聞いてほしい。
個人的には青葉市子さんVer.もすき。



15. スピッツ / さらさら
スピッツというと、やはりロビンソン、空も飛べるはずなどが一番に挙げられると思うが、だいぶ後期の作品ながら、屈指の名曲だと思っている。歌詞の違和感、矛盾を個人で紐解くと面白い。


ざーっと15曲。
本当は200曲くらいありそうだけど、今回はこのくらいで。

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