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2023.1.18 日銀は金融政策を現状維持。一次的な円安、株価は大幅高に

2023年1月18日午前11時40分頃、日銀は金融政策決定会合にて政策金利やYCC(イールドカーブコントロール)、さらには資産の買い入れなどこれまでの施策を現状維持と発表しました。

これを受けて為替相場ドル円は、128円50銭程度から131円50銭程度まで3円ほど一気に円安が進行。しかし、その後徐々に戻る展開となり、同日22:30には発表前の水準より高い128円を割れるまで円高が進みました。

証券市場は、午後の寄り付きから買いが膨らみ、結果日経平均株価は終値26791.12円 前日比+652.44円の大幅高の展開となりました。

同日午後3時30分から行われた黒田総裁の記者会見では、YCCの限界を指摘する質問が複数出たことや、前回12月「YCC運用幅の拡充(±0.25%→0.5%)」というサプライズ(緩和縮小)がマーケットを急変させたことに加えて、今回の発表前も少なからず市場参加者に動揺をもたらしたことなどを踏まえ、「前段階で市場と対話する方法はないか」考慮すべきではといった意見が出ました。


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