6.初の試み自分探し、波乱のスタート

①自分探しをしたくなったわけは

働くようになってからずっと、
人と密に関わる仕事(主に接客)をしている。
コミュ力が必要な仕事は私にあってるのか?
はじめはそんなふうに考えていた。
元々人見知りで、口下手。
おしゃべりになるのは友人の前でだけ。

それがいつの間にか仕事で人と喋るのは
仕事の内容であれば平気になっていて。
対応はできるようになっていた。
世間話とかは相変わらず苦手だけれど。

例えばレジ。
お会計が終わって「ありがとうございました」
と見送ると、以外にも高確率で
お客様から「ありがとう」と言って貰えて。
暫くして仕事仲間とその話をした時、
お客様から「ありがとう」と言って貰えるのは
当たり前じゃないことが分かって。

案外接客は向いているのかもしれない。
そうは思ったものの、私には問題がある。

周りの人と比べてミスが多い気がする。
業務を覚えるのも遅いし、業務過程ものろま。
どの職場でも正確さだけじゃなく
スピードは求められるもの。
難しい業務をこなす又は数をこなす
というのは私には壁が高い。
どの職場でもそれを感じている。

そんな不安から、
接客よりも向いているものがあるかもしれない。
今までと違う職種にチャレンジしてみたい。
正直いうと不安だけが理由じゃなく、
単に未経験の仕事に
興味があったということもある。


②決意と理想

卯年の途中で転職を決意し、行動した。
転職を決めて想定した未来の自分が、

①初職種なのに意外とできる!前の仕事が嫌いな訳じゃないけど、得意としない分野で頑張ってたんだな!
②やっぱ未経験のは難しいな、前の仕事って出来てたんだな

の2択。ぶっちゃけやってみないことには
自分が何が得意かなんて分からない。
1年通して働いて、
2年目からどう考えて動けるか
時間はかかっちゃうけど、
そういう見方をしようと思った。

新しく始める仕事が上手くやれるかなんてのは
正直どうでもいい。
今まで「上手くは出来ないけど楽しい」
と思ってた仕事と比較して、
自分なりに向いてる職や向いてない職を
体感して知りたかった。
元々やっていた接客側の仕事が向いているという
確証が欲しかったのかもしれない。


③初チャレンジ当たって砕けた

それでチャレンジしてみたのが事務職

研修の間は新しく知ることが多くて
とても楽しかったのに、
チームの一員として動くようになってからは
覚えたことが「それ違う」と砕かれまくって
心底気が沈みました。大混乱。
間違えて教えられたこともあり、
恐らく私の理解不足もあり、波乱のチーム入り。

そして遅いのが許されるのは最初だけ。
私自身は頑張っているつもりでも、
ある一定のスピードからはどうしても伸び悩む。
表化されている業務の目安時間があったが
何をどうしたらその時間で
こなせるのかが分からない…

口が裂けても言えない、
と思ってたこと今ここで放つ。

先輩方ほんとに全部見てるんですか?
どこかテキトーにやってるんじゃないですか?
私一つ一つ見ててこの時間かかるんですけど?
どこ端折ったらそんな早くできるんですか!?
私のやり方何がマズイですか!?

それでも頑張ってみた ⇒ 結果

半年も続かない仕事初めて…
1年頑張れなかったことがとても悔しい。
正直向いてないなとは思った。
思ったけど、引き際とか利き方とか分からなくて
ぐだぐだと頑張ってしまった。
その姿は人が見てわかるように
態度に?現れてたみたいで。

それならもう辞めちまうかって決心しちゃった。

結局、以前にやってた仕事の方が
私には向いているのでは??
と嬉しいようななんだか複雑な感じが。


④次は何をするか

転職する前に勤めてたところから
「いつ戻ってくるの?」
「早く~待ってるよ」
など嬉しい声も聞こえてきてて、
嬉しいっちゃ嬉しい。
この人達は嫌な人では無い。
むしろ優しすぎる。
優しすぎる職場から抜け出したかった。
自分が自分に甘くなる気がして。
それも転職に踏切った理由の一つ。

それなにもう辞めちゃったよ、もう戻る?
いや、新しいことにチャレンジしてみたい!から
数ヶ月で終わるの早くないか……?

しばしの葛藤。

派遣会社の方から
「事務やってこれ1つだけで事務に抵抗を持って欲しくない」
「事務も色々あって、初めての事務が特殊で難しかったから。いくつも事務やってダメだったら事務は…ってなるけど、まだひとつだから興味あるなら諦めないで欲しい」
とお言葉貰って別の事務も
やってみていいかもって気持ちになった。

ので、チャレンジしてみる。
最近までやってたお仕事の
ダメだった部分を思い出しながら、
そこを改善しながら挑みたいと思ってる。


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(*¨̮*)コモモの正体(*¨̮*)

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