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日本のDXを成功させる

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最も大事な事を置き去りにしてきてしまったのにそれに気づいていない日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)を真っ当に実行し、国際的にも競争力を高めていく企業改革をテーマとして…
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2022年8月の記事一覧

「日本人はDXに必須な理屈が嫌い?」

「日本人はDXに必須な理屈が嫌い?」

DXでは理屈をこねる何故だかわかりませんが、日本人は思想や道を語るのは好きな人が多い。少なくとも私の知っている範囲ではそうでした。しかし、その一方で、理想と現実は違うと言って、現実を如何に受け止めるか?如何に対応するか?という事を語りがちです。
つまり、その間がないのです。その間が論理です。

現実を理想に近づけていく戦略/ロードマップ/シナリオ/計画であり、概念空間で語られる思想や道と現実の物理

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「一人ひとりにとってのDX」

「一人ひとりにとってのDX」

DXを考えるうえで重要だけれども、言及されないDXのレイヤー構造と、各レイヤーを同期させながら、DXのステージを上げていって、社会のデジタル変容を牽引する存在になってその先へ進んでいく、というのがDXロードマップの王道と言えます。

これまでの記事は、DXを推進する立場の人向けですが、ここで少し視点を変えて、企業や組織に努める役員や従業員個人にとってのDXについてまとめてみたいと思います。

企業

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「DXのアプローチ/日本固有の問題を理解する」

「DXのアプローチ/日本固有の問題を理解する」

DXを考えるうえで重要だけれども、言及されないDXのレイヤー構造と、各レイヤーを同期させながら、DXのステージを上げていって、社会のデジタル変容を牽引する存在になってその先へ進んでいく、というのがDXロードマップの王道と言えます。
変革の大義を明確にし、ゴールに向けて実際にロードマップを進めていくにしても、日本固有の問題を理解したうえで、その問題解決とともに進めないことには、結局上滑りの活動になっ

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「DXのアプローチ/ゴールとスタート」

「DXのアプローチ/ゴールとスタート」

DXを考えるうえで重要だけれども、言及されないDXのレイヤー構造と、各レイヤーを同期させながら、DXのステージを上げていって、社会のデジタル変容を牽引する存在になってその先へ進んでいく、というのがDXロードマップの王道と言えます。

DXレイヤーとDXのステージDXのレイヤー

一人ひとりの個人
すべての基本となる一人ひとりの働き方、企業・団体との関係性のレイヤー

業務オペレーション
特定の何か

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「DXのステージ4.0:社会改革」

「DXのステージ4.0:社会改革」

DXの定義とレイヤーでは、レイヤー別の取り組みの視点とレイヤー間にはお互いに依存関係があることを解説しました。そこで今回はDXのステージ(進階)について書いていこうと思います。

DXのステージ(進階)DXを考える上でのステージは、DX0.0からDX4.0までの以下5つのステージで考えると構造的に理解しやすいと考えています。

DX0.0:働き方改革⇒一人ひとりの個人のワークインライフの充実

D

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「DXのステージ3.0:事業改革」

「DXのステージ3.0:事業改革」

DXの定義とレイヤーでは、レイヤー別の取り組みの視点とレイヤー間にはお互いに依存関係があることを解説しました。そこで今回はDXのステージ(進階)について書いていこうと思います。

DXのステージ(進階)DXを考える上でのステージは、DX0.0からDX4.0までの以下5つのステージで考えると構造的に理解しやすいと考えています。

DX0.0:働き方改革⇒一人ひとりの個人のワークインライフの充実

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「DXのステージ2.0:組織改革」

「DXのステージ2.0:組織改革」

DXの定義とレイヤーでは、レイヤー別の取り組みの視点とレイヤー間にはお互いに依存関係があることを解説しました。そこで今回はDXのステージ(進階)について書いていこうと思います。

DXのステージ(進階)DXを考える上でのステージは、DX0.0からDX4.0までの以下5つのステージで考えると構造的に理解しやすいと考えています。

DX0.0:働き方改革⇒一人ひとりの個人のワークインライフの充実

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「DXのステージ1.0:業務改革」

「DXのステージ1.0:業務改革」

DXの定義とレイヤーでは、レイヤー別の取り組みの視点とレイヤー間にはお互いに依存関係があることを解説しました。そこで今回はDXのステージ(進階)について書いていこうと思います。

DXのステージ(進階)DXを考える上でのステージは、DX0.0からDX4.0までの以下5つのステージで考えると構造的に理解しやすいと考えています。

DX0.0:働き方改革⇒一人ひとりの個人のワークインライフの充実

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