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誇りを持って生きる

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動物としての人間の持つ卑しさを乗り越えて、ひとりの自立した人として誇りを持って人生を主体的に歩む事をテーマに、日々感じてきた事を言語化した記事を集めます。
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#より良い自分

「40歳の私への手紙」

「40歳の私への手紙」

決して届くことはないし、届いても困る、そろそろ衰えが出てきた40歳の私への手紙を書いてみました。

40歳の私へ、いままでの人生においてすべての判断が正しかったと思わないし、幸せに暮らしているし、強い後悔があるわけではないけど、自覚できる衰えが出てくる時期の私へ、いくつか伝えておきたいと思う。

タバコ痔の手術をして如何に体が心や行動に強い影響を及ぼしているかがわかったと思う。薬物はもっと恐ろしい

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「人見知りの本質」

「人見知りの本質」

私はとっても人見知りな子供でした。父親の職業の関係で、中学校の入学までに、二つの幼稚園、五つの小学校、そして卒業した小学校とは全く地域の異なる公立の中学校という具合で、個人として所属する社会が、4歳から13歳までの10年間で7回変わるという環境が大きく影響したのだろうと思います。

ただ、人見知りを表に出して隅っこに引っ込んでいると、新しいところで友達も出来ないまま過ごすことになるので、表面的には

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「自らに問い続ける原動力」

「自らに問い続ける原動力」

どこからスタートしようが、時間がかかろうが、遠回りをしようが、成長する能力さえあれば何とでもなると思います。しかし、全ての始まりは自分への問いではないでしょうか?

現状維持バイアスを乗り越える原動力ところが、その問いをもつこと、持ち続けることは大きなエネルギーが要るようで、多くの人は一時的にしか問いを保持できず、手っ取り早く解が得られない場合には、待ちきれずにそのまま消えてしまうようです。

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「成長する能力」

「成長する能力」

人間にとって最も大切な能力は、成長する能力であろうと考えていますが、それは、どこからスタートしようが、時間がかかろうが、遠回りをしようが、いずれその人にとっての然るべきところに近づけると考えるからです。
もちろん、その成長する能力を起動し動かし続けるために必要なのが自らに問うという習慣です。とてもエネルギーが要ることだとは思います。そのエネルギーがどこから生まれてくるのか?つまり、モチベーションの

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「常に自らに問う」

「常に自らに問う」

どこからスタートしようが、時間がかかろうが、遠回りをしようが、成長する能力さえあれば何とでもなるように思います。もっとも忌避すべきことは人生の停滞であり、停滞の正当化でしょう。

成長する能力については、当記事公開後、解像度を上げて以下言及しましたが、全ての始まりは、自らへの問いだと思います。それはよくある割り切れない悩みの類ではなく、もっと明確なものです。

考えていること、選択や行動は、少なく

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「ご機嫌暮らしの体技心の心」

「ご機嫌暮らしの体技心の心」

ご機嫌暮らしは体技心ですが、体技心の体を整えて動ける身体を獲得し、価値発揮と価値受取と自己成長の技を身につける過程で、心の問題にぶち当たりませんでしたか?

言うまでもなく体も技もご機嫌の手段でしかありません。ご機嫌である心が目的なので、最後は心を整える必要があります。
しかし、体を整え、技を身につける過程で心の問題の焦点が絞れてきたのではないかと推察します。

3つの心の壁では、ご機嫌である心の

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「ご機嫌暮らしは体技心」

「ご機嫌暮らしは体技心」

ご機嫌に暮らしていくための条件って何でしょう。少し整理してみようと思います。
そもそもご機嫌であるというのはどんな状態なのか?やはり、将来への不安が少なく、未来への希望がもてている状態だと言えると思います。

ご機嫌に暮らしていくための条件ご機嫌状態、つまり将来への不安が少なく、未来への希望がもてている状態を要素に分解してみると、「リソースの確保」と「継続的な成長」と「良好な人間関係」であり、それ

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「おじさんの老害一直線問題」

「おじさんの老害一直線問題」

くその役にも立たない若い頃の自慢話を何度も繰り返し、いまや通用しない価値観や限定的な成功体験に基づいて自分より若い世代を批判したり、病気自慢を繰り返したり、痴呆がはいり始めるためか、妙に我儘になったり、理不尽なクレーマーになったりするのは、自覚にも乏しく、なかなか厄介な老害です。

やはり、おじさんは自分事として受け止めて、老害を撒き散らないようにしたいものです。

そのためにはどうすればいいか?

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「おじさんの夢と現実の乖離問題」

「おじさんの夢と現実の乖離問題」

まだ10代20代の若い時に、よく夢を語る人と出会いましたが、残念ながら私の知る限りにおいては、その夢を叶えた人はいません。
単に確率の問題かも知れませんが、共通して言えることは、その夢自体が、夢の大きい小さいに関わらず、ぼんやりしていて具体的でないこと、そして、具体的でないゆえ当然であろうと思いますが、現実と夢をつなぐロードマップがなく、せいぜいそのためにバイトしてお金を貯めていると言っていたくら

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「距離を縮めたい人」

「距離を縮めたい人」

距離を縮めたい人って、単純に距離を置きたい人の反対ってわけでなく、もちろん、距離を置きたい人が寄り付いて巻き込みたくなる人、例えば、人が良くて聞き上手な人や、人脈豊富&金回りが良さそうな、一緒にいると何かしらおこぼれに与れそうな人ってことでもないと思うんです。

具体的に言うとどんな人なのか、整理してみると、こんな感じかなと思います。

卑しさを克服し、透明公正簡素誠実な人。つまり、ありのままに生

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「不幸自慢/病気自慢」

「不幸自慢/病気自慢」

如何に自分がすごいかを自慢するのもどうかと思いますが、常習犯でなければ、嬉しくて嬉しくて自慢したくなることがあってもいいですよねぇ〜。それより、如何に自分が不幸かとか、自分が患っている病気をアピール(自慢)するほうが性質としては好ましくないかもかも知れません。
要するにマウント取りたい自慢は嫌われる(批判される)自慢ですが、逆マウントを取りたい自慢は嫌われない(批判されない)ようとするアピール=自

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「私の”ありたい”」

「私の”ありたい”」

MLBでもWBCでも大活躍の大谷翔平は何かになりたいという夢という目標に向かい、そのステージを着実に昇っているように見えます。しかし、ストイックとも言われる継続的努力の原動力は「こうありたい」という思いにあることに気づいていますか?
曼荼羅が有名ですが、曼荼羅は手段です。曼荼羅を描き、アップデートと実行を継続するマインドセット、そう、誰もがもてる「どうありたいか?」「こうありたい」そして、「ありた

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「”あるべき・あらねば”から”ありたい”へ」

「”あるべき・あらねば”から”ありたい”へ」

その「あるべき・あらねば」は本当に大事?「〇〇たるもの〇〇たるべし」。
きっとそれは、生まれてからずっと、親や先生などの周囲の大人からの躾や教育、指導、感化などを通じ、いつの間にか身に付けてしまう自己規制が始まりだろうと思います。
それと価値観と言ったり、思想と言ったり、矜持や拘りと言ったりしますが、あらためて見直せば、本当に大事なことは実はあまりなかったりします。

むしろ、手枷足枷となって自ら

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「時間の換金からワーク・イン・ライフへ」

「時間の換金からワーク・イン・ライフへ」

我慢の時間をお金に換える学生の頃や就職してしばらくは、生きていくために遊ぶために、我慢の時間をお金に換えるのが仕事(労働)だという認識でした。能力×時間=仕事(労働)の成果を換金するような感覚です。学生の頃のアルバイトは時給、就職すると月給でしたが、残業すると基本給を所定の労働時間で割った時給に割増し率を加えた残業単価×残業時間=残業代が月末締めで、翌月の給与に加算されて支給されましたので、我慢の

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