ギャンブル感覚

自分は休みの日の朝に、コーヒーをドリップで淹れて飲むというのが十年来の習慣になっています。普段はコーヒーを淹れて飲むほどの時間がないから、休みの日の朝ぐらいは少しゆっくり過ごそうという考えがあるからです。

そこで気にするのが、コーヒー豆です。別に高級品でなくていいけれど、自分の口というか好みに合うかどうかはかなり重要です。
長年にわたっていろんな店の飲み続けた結果、ミスタードーナツやドトールあたりのコーヒーは口に合う一方で、タリーズやスターバックスはあまり好きになれません。そんなふうに少しは“違いのわかる男”になっているので(笑)、豆選びは案外重要です。その一方で試飲は基本的にできないから、豆を買うことはギャンブルに近い感覚があります。
それに加えて、今まで買ってきたコーヒー豆の入手には徒歩30分以上をかけて買いに行かなければならず、無くなったからといって簡単に手に入れるというのは難しくなりました。そういう事情で、今の豆は自分の口に合っているけれど、別な店で似たような酸味やコクのある豆を買ってみるほうが良さそうだと考えるようになりました。折も折、昨日は献血のために予定時間より少し早めに札幌中心部にいたため、狸小路のドンキホーテでコーヒー豆を買ってみました。

500g398円(税抜)の豆は量が多いわりに値段が安いということと、裏面の酸味とかコクの割合で自分に合いそうだと思ったからです。しかし、買うときに試飲はしていません。自分に合いそうだと思ったけれど、本当にそうかは買って実際に飲んでからでなければ分かりません。もし合わなかったら「失敗した・・・」と思いながら残りを消費することになります。だからギャンブルなのです。

封を切っての第一印象は「細かく挽いてある」で、フィルタの中に入れてみると「今までより濃い色をしている」でした。でもまあ、実際に淹れてみるとコーヒーの色は今までと変わらない黒色で、特に問題はなさそうに思えました。

自分は必ず砂糖とミルクを入れてコーヒーを飲むので、その2つを入れてからがギャンブルというか、口に合うかのぶっつけ本番的な試飲となるのです。

口に合うかどうかといえば「口に合った」のですが、コーヒーのコクという点でいえば「・・・味が薄い・・・」と思ったし、ギャンブル成功かどうかといえば
「どちらかといえば失敗」
でした。飲めないわけではないので今後も淹れて消費しますが、再度の購入はしません(苦笑)。

もう一度、豆を探すことからやりますわ、はっはっは(乾いた笑い声)。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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