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TAKEHIKO ORIMO FINAL GAME ~人として、リスペクト

物心をついたときに、人は憧れを抱き、夢を持ちます。夢があるから、その道へ進もうとします。けれど、夢はあくまでも「夢」です。簡単にかなえられるものではありません。自分にも物心をついたときに「夢」を持ちました。ですが、その「夢」をかなえることができないままです。
一方、彼は、中学生のときからバスケ選手として「夢」を持ち、高校・大学でさらに極め、プロ選手として・日本代表として活躍し、北海道のバスケを牽引してきました。彼の「夢」はバスケであり、選手なら誰もが憧れる日本代表にも選ばれたので、彼の「夢」はかなえたといっていいでしょう。

彼と自分は同い年です。同じ期間を生きてきて「夢」をかなえた彼にしても、彼なりに苦悩はあったでしょう。それに、表に出てこないような努力もしたに違いなく、そういったことの積み重ねで「夢」をかなえたはず。そして今回は、最後の「夢」をかなえたでしょう。
「夢」をかなえられない自分から、「夢」をかなえた彼に。

人として、リスペクト。

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