天気予報に騙された感

昨日の天気予報から「明日の日中は暑くなるでしょう」というのを見聞していました。それを踏まえて、薄手のコートを着ないで出勤することも考えていました。
そして今日。朝の地元ローカル番組の天気予報でも、気象予報士が
「日中は半袖でも過ごせそうです」
と言うくらいだし、ネットの天気予報でも朝から15度以上となっていたから

迷うことなく「コートを着ないことにする」

と決めて、いつもの時刻に家を出ました。
ドアを開けてマンションの踊り場に出て、鍵をかけたときに「あれ?」と少し違和感がありました。

地味に肌寒い

数値上では暖かくても、日陰だと気温が一気に下がることはよくあること。マンションの踊り場は雪を避けるために密閉式になっているうえに、建物と建物の間にあるので太陽光はあまり入りません。そのときの自分は、日陰と同じ状態だから体感温度が低いと考え、あまり気にせずそのまま階段を下り、マンション前の路地に出ました。
路地は日なたです。つまり暖かいはずですが、やっぱり肌寒い感じがするのです。近くではガス管の工事をしている人たちは薄手のジャンパーを着ているし、近くの小学校へ通学する児童たちもジャンパーを着ています。そして、ときおり“ブワッ”という感じの風が吹いてきます。それが自分の身体に当たると、体感温度は一気に下がります。なので、表面上は何食わぬ顔で幹線道路の歩道を歩いて地下鉄駅へ向かっていても、内心は

「なんか、騙された感がある」

と、肌寒さは気象予報士やネットの天気予報のせいだと責任転嫁したくなりました(苦笑)。もちろん、数字を鵜呑みにした自分が悪いのは百も承知ですけどね。
なお、肌寒さを感じたのは地下鉄駅までの7分間(実測)だけで、地下に下りれば肌寒さはなくなり、地下鉄車内は人の熱を窓からのトンネル内の冷気で冷やされて逆に快適でした。また、帰宅時の逆ルートでは、昼間の気温が少し下がった程度で肌寒さを感じませんでした。

そういう今日一日を知ってしまうと、明日はどうしようかなあ・・・。
数値を鵜呑みにせず、防寒対策で薄手のコートを着るべきか、明日こそ本当に肌寒さを感じない朝が訪れるのか、明日の自分に悩んでもらいましょう。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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