バス停のようなひとでありたい
オットサンが、朝4時頃に起きて家を出て行った。会社の仲間と趣味のスキーに行くそうだ。楽しそうなオットサンを見るのはいつもうれしい。わたしは二度寝してからスクールに出かけた。
そのあと友人と表参道で紅茶を飲む予定だったのだが、なぜか場所を勘違いしており大急ぎで原宿に向かっていた。意味がわからない。
わたしはよくこういうことをしでかす。電車で待ち合わせ場所と真逆の方向にむかっていたり、乗り過ごしたり。あーあ、なんということだ。いつも寛大な友人たちに心から感謝である。
キャラメルとバニラがほんわり香るあたたかい紅茶は、とてもおいしかった。空はにわかに曇っているが、どことなく春めいた空気を感じて穏やかな心持ちになる。ほっ。
スパイラルマーケットで展示を見て、りんごと檸檬のポストカード、それに旅先で見つけたもの(花、葉っぱなど)を挟んで贈れるというレターセットを買った。少し喉が乾き、アイスコーヒーを飲んでケーキを食べた。青山ブックセンターで、本もたくさん手に入れた。パーフェクト。良い休日だ。
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今日、ふたりの友人からそれぞれ別のステキな話を聞いた。いま挑戦していることについて。新しい仕事の話について。
新しいことにチャレンジし、これから頑張ろうとしている人の話は新鮮におもしろい。昔から薄々勘付いてはいたけれど、とても感情移入しやすいので自分のことのように喜んでしまう。いいなあいいなあ頑張れ〜〜〜〜!!!!と。
わたしも負けないようにがんばる。誰でもない自分に。
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友人が、帰り道で「成人式で、元カノと写真撮ったよ。大人だからさ」と電話で話す若者を見かけたと言っていた。「大人だからさ」っていいなとじんわりとした。
わたしは、どんな大人でありたいだろう。うーん、「バス停のようなひと」がいいかなあ。
ハッピーなときは「聞いてよ聞いてよ!」って立ち話してから次の場所に向かえるような。ちょっと疲れちゃったときは、立ち止まって何かおいしいものを食べながら休憩できるような。
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オットサンがたくさんの手土産を持って帰って来てくれた。おいしそうなビール。今日はこれを飲んでねむるとします。おやすみなさい、良い夢を。
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