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Fさん
2021年12月13日 23:42
いわゆるメディアミックスの走りは、一般的に角川書店の「角川商法」だとされる。赤川次郎『セーラー服と機関銃』の出版が1978年、映画が1981年。私の中学から高校にかけての時代だ。私もまた、当時原作を読み赤川次郎にはまり、映画を観て薬師丸ひろ子にハマった。薬師丸ひろ子は今も素敵な女優だ。 メディアミックスの元祖については、角川ではなく徳間書店だとも、小松左京『日本沈没』だともいわれている。日本
2021年3月14日 23:31
小説「やくみん!」を実際に書き出すのは4月に入ってからになりそうだ。公務員・家業・その他諸々が重なる今の状況では新しいことに手を出す余裕がやはりない。もちろん小説を書くために公務員を辞めるわけではないのだが、司法書士試験に受かるまでの間、減収を少しでも補う個人事業主活動は文章がメインになる。 小説で原稿料を得たことも幾度かはあるが、どちらかといえばエッセイ的な文章の方がコンスタント(といって
2021年2月27日 23:03
最近『集団左遷!!』ドラマ版を観始めたが、素直に面白い。銀行は預金・融資を通じて「外」との繋がりがあり、利害も欲得もがっちり絡むから、物語はいくらでも生み出せるだろう。だからこそ、半沢直樹を筆頭に銀行モノはビジネス系物語の舞台として定番になった。 ひるがえって役所・公務員の世界も外との繋がりは多方面にわたるし、どの役所どの部署でも必ず何かしらの公共課題と関係するから、銀行同様に物語の舞台とし
2021年2月19日 23:24
やくみんの中核アイティアAを着想したのは十年余り前だ。当初はストレートに書きたいものを中心に考えていた。もうひとつの中核アイディアBの着想は五年余り前、こちらはAとは別の物語として、これもストレートに考えていた。しかしどちらも実際に手を動かして書き出すには至らなかった。構想はもっぱら脳内で、時折ふっと蘇っては沈みを繰り返していた。 ある時、何の拍子か、Bを外枠としてAを入れ子にする事を思いつ
2021年2月2日 23:53
司法書士試験の勉強が一ヶ月以上止まっている。やはり私はちまちまと努力することが苦手なタイプだ。やるときにばんがんどっかーん、と進めるタイプ。今は波が来ていない。いーんだ。別に焦らない。 一方、脳内限りだが波が来てるのは、「やくみん」構想だ。我が役所を舞台にした小説、最初の着想はもう十年以上前になる。その時点では、そこが中心モチーフだった。後に別の所属の仕事にハマり、そこを舞台にする小説を構想
2021年2月1日 23:11
公務職場は法令に基づく権力を持つ。公定力などの法学的な権力、徴税と起債により獲得する予算執行の権力、そして無形だが社会的信用も権力のひとつといっていい。その権力は、大臣や首長などの執行機関に与えられ、その補助機関である公務員は、現場で権力を行使する役割を与えられている。もちろん恣意的に行使できるわけではない。一定のルールに縛られている。 その権力を、ルール度外視で自分の都合の良いように行使さ
2021年1月29日 23:52
年度末で退職したら、4月からnoteで小説を書こうと思っている。略称「やくみん」、正式タイトル(かな漢字6文字9音と短いけど絶対誰も当てられないだろう)や概要は、4月1日まで伏せておく。役所を舞台にした物語であることは間違いないが、十年前に着想した時(シリアスなサスペンス)とはかなり違うものに変わってきた。ちなみに現時点ではまだ一行も書いていない。脳内にあるだけだ。2月に構想を整理し、3月に第一