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ついに!日本酒が!そしてラベルのデザインが!

皆さんお疲れ様です。年の瀬です。福知山公立大学谷口ゼミ「学生酒づくりプロジェクト」代表の嶋野です。いやー、新酒の季節ですね。先日、ついに私たちの日本酒を搾り、ラベルデザインの方向性が決定(まだお見せできませんが・・・)しましたのでこちらに記録しておきます。また、NHK京都放送局から取材して頂きましたので、そちらもご紹介したいと思います。

試飲&NHK京都放送局に取り上げていただきました

12月14日、私たち公立大生と工繊大生で若宮酒造へと向かい、お酒の状態を確かめるべく試飲してきました。そのタイミングでNHK京都放送局「ニュース630 京いちにち」にて、私たちの取り組みについて取り上げていただきました。
そしてなんと、ようやく工繊大の皆さんと対面でお会いしました。オンライン上では何度もお会いしましたが、対面で顔を合わせたのは今回が初めてでした。それがこちらです。

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写真の一番左が工繊大4回生の大西さん、その隣が南さん、その隣が中川さんです。やはりリアルの場で顔を合わせて話すのは良いですね。
そして試飲の様子ですが、こんな感じでやってきました。

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試してみた率直な感想としては、「少し甘い・・・?」でした。というのも私たちが目指すお酒の理想像と比べ、少し甘口であるような気がしたからです。そこで我らが木内さんに、「もう少し甘さを抑えたい」などと酒の味がわかるかの如く提案しました。すると木内さんは、「現時点の日本酒度がマイナス3.0くらいだからもう少し寝かせてみるか」との言葉を頂きました。その後議論を重ね、出した結論が、「日本酒度0~+0.5を目指して3、4日後にお酒を搾ろう」というものに落ち着きました。いつも勝手なことばかり提案している私たちですが、それをうまくまとめてくれる木内さんには感謝です。その時の様子をNHK京都にて撮影していただきました。それがこちらです。

ついに!私たちのお酒が!

12月18日、ついにお酒を搾る日をむかえました。

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こちらの「サーマルタンク201」と書いてあるタンクに私たちのお酒が眠っています。しかしこちらはまだ醪(もろみ)という状態でして、お酒の他に、酒米や酵母、麹が発酵して眠っている状態です。よってこれを日本酒とその他(いわゆる酒粕)に分離させる必要があります。この作業工程を上槽といいます。上槽をすべく、こちらのタンクにホースをつなぎ、

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このように隣の部屋へと日本酒を移動させます。

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そして画像左側の機械で圧力をかけ、酒と酒粕に分離させます。すると

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こんな感じで日本酒が誕生します。5月に植えた酒米が7か月後にこうなるとは、なんか感動してしまいます。

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そして誕生したかわいいかわいい私たちの日本酒がこんな感じです。愛くるしいですね。写真では伝わりにくいですが、誕生したばかりの日本酒は、少し濁っています。というのも、発酵した際のガスがまだ残っているからなんです。少し試してみると・・・美味しい!まだガスが残っているので少し後味に酸味を感じますが、これぞ私たちが追い求めていた日本酒って感じの味わいです。ようやくここまで来ましたね。そして日本酒が含んでいるガスを抜くため、

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こちらのタンクにて少し寝かせます。
そして数日後、代表の嶋野が再度若宮酒造へと出向き、試飲してきました。ガスがまだ完全に抜けきっていないようでしたが、後味の酸味が弱まり、全体的に角が取れ、味が丸くなったように感じました。また一歩理想へと近づいた味わいのように感じます。これを早く皆さんのもとへと届けたいなと思います。

ラベルデザインの方向性が決定しました!

12月17日、ZOOMにて工繊大の中川さんと大西さんのデザイン案をプレゼンしていただきました。大まかに全部で4つほど提案していただき、その中の一案を話し合いにて採用するというものでした。そこでなんと学生は全員一致で1つの案に票を入れ、見事に決定しました。そちらのデザインについて現段階ではお見せできませんが、これまでの日本酒には無い、斬新なデザインに決定しました。どうぞご期待ください!

来年の抱負

本年もありがとうございました。今年一年間、私たち「学生酒づくりプロジェクト」は、たくさんの方々に支えていただきました。ゼミの谷口先生、プロデューサーの辻岡さん、若宮酒造の皆さん、そして蔵元の木内さんをはじめとする皆さんに支えていただき、このような活動をさせていただいております。本当にありがとうございます。年内に日本酒が完成し、いよいよ来年から日本酒の販売がスタートします。もちろん完売を目指しておりますので、様々な販売促進に向けた活動をしていくことができればと思います。合わせて、酒育をテーマとした「若者と日本酒」をつなぐ活動も展開していきたいと思いますので、皆さん来年もよろしくお願いします。

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