「泣いている妹を宥めようとする兄に伝えたいこと」子育ては人材育成・部下育成のヒントがたくさん〜その9〜
私は、新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事をしています。
3歳半になる息子と6ヶ月になる娘がいます。
見て学ぶ息子
タイトルのとおり、妹が生まれて6ヶ月。
気になる存在、もしかすると自分以上に大人から気にかけられる存在が突如として現れてから6ヶ月。
わりと当初は、自分の立場が危ぶまれると察したのか、ツンツンした兄妹関係でしたが、さいきんは少し変わってきている感じです。
さいきんは泣いていることを教えてくれたり、
時にはおもちゃをとって渡してあげたり、
「○○くん、ここにいるからね〜」と声をかけたり、
なんだか背中が眩しい兄っぷりを発揮している息子です。
「ここにいるからね〜」
一つの要因として、妹が兄を見ると、「よく笑う」ことが多いことです。
もちろん、何か困ったことを助けてくれるのは親たちですが、特に機嫌がわるくないときには、兄を目で追い、目が合うとよく笑っています。
息子もそれを知っているので、それが自信になったのか、
泣いている妹を見て、
「○○くん、ここにいるからね〜、(心配して泣かなくても)だいじょうぶだよー」と声をかけています。
それで泣き止むわけではないのですが、
謎の自信が息子を前向きにしているこの頃です。笑
見聞きしたことをやってみることで学ぶ
いまに始まったことではありませんが、
息子を見ていると、自分が見聞きした行動や言葉を実践してみることで多くのことを学び、自分のものにしているようすが伺えます。
さいきんは特に口をひらけば「なんで〜?」と聞いてくるので、
そのときには、わからないとしても、できるだけきちんと正確に答えることを意識しているので、そのときの説明によってできることももちろんありますが、多くは見聞きしたものを取り入れてみる。が多いように思います。
取り入れてみよう!なんてことは意識していないはずですが・・・
「見聞きしている」ことでいうと、大人もたくさんあるはずですが、でもこんなスピードで変化していきません。
見聞きすることのレベルがちがう。はそのとおりですが、
大人と比べても圧倒的に「やってみる」ハードルが低い印象を受けます。
・素直に受け取れること
・「できない」を恐れていないこと
そんなことが、日々の学び(真似び)を後押ししているように思いますし、
大人がチャレンジできない理由もそこにある気がしています。
まとまりませんが・・・
なんだかわかりませんが、「根拠のない自信」と「身近な人の言動を見てやってみる」ということが、功を奏して、なんだかやさしい風な兄のような感じを出している最近なのだと思いつつ、大人でも同じだよなーと思います。
特に人の育成・成長にかかわる上で、相手がこんな状態になることをサポートしていくことが役割だと考えています。
「根拠のない自信をもてること」
「周りからの刺激をすなおにうけとって、まずはやってみること」
自分はどういうときに、そんな風に思うことができるのか。
そんな問いに自分で答えてみるのもいいのではないかと思います。
他者とのかかわりであっても、実は自分の中に答えやヒントがあることもめずらしくありません。
「部下や後輩を成長させたい!」のであれば、
「どんなとき、自分は成長したいと思えるのか」にまずは答えられなければ、結果は出せません。
相手との対話、自分との対話を行き来しながら、
今日も目の前の人との時間を大切にしたいな。と思いました。
(なんの話だ・・・。笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!