「知っていてもできない」が差になる話
私は、2015年に新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事を8年以上してきています。
「知っていてもできない」が差を生む
今日は、「知っていてもできないこと」についてのお話です。
よければぜひお付き合いください。
情報と決断に迫られる現代
世の中に情報が溢れ、江戸時代の人の1年分の情報を1日に取得するとも言われていますし、その情報を得て、人は1日に3.5万回の決断をしているとも言われています。
私たちの生活に欠かせないとも言えますし、ややノイズにもなりがちなのが「情報」なのかもしれません。
いろんなことが知れるようになった!
とはいえ、知っているからといって知った通りにできるわけではありません。先延ばしにしちゃいたくなることも実際に先に伸ばしにしてしまうことも少なくないですよね。
「知る」ことと「できる」は別次元
自分の身近なことでいうと、「夜遅くに食べたくなる某ローソンの某からあげくんをはじめとする夜食」や「寝る前はスマホみちゃいけない。」とか、「夜更かしより朝活」みたいなことでしょうか。(できていないことが多い。笑)
このように、「知る」ということと「できる」ということは別物であることを証明する毎日です。笑
(具体例を書いているとだんだん説得力がなくなってきていますが)
「手に入る情報」でいうと、量はさることながら質も10年前とは比べ物にならないぐらいの情報になっています。
だからこそ、知ったことができるようになれば、ほんとにスーパーマンみたいになれる。ってことでもありますし、多くの人がこの狭間で苦しんでいるとも言えます。
「できる」という前提を横に置いてみる
できなくて落ち込んでいる人の多くが、「私はできる!」と謎の自信(思い込み)を持っていたりします。
この「前提」がとても大事になってくるわけです。
・90点を前提と(期待)したときの70点は落ち込みますが、
・70点を前提と(期待)したときの70点は少し平常心でいられます。
同じ80点でも、感じ方は真逆になります。
たいてい、落ち込むとろくなこと考えかねません。
自分のことだけど、「ちょっと他人事にしてみる」
上のように説明すると、「期待をもたない」みたいな風に解釈されることが多いのですが、そういう意味ではなくあくまでも「その後に考えられるだけの気持ちの余裕をもつため」だと思っています。
大切なことは、結果だけにとらわれず、次に生かすことです。
となったときに必要なのは、
自分の感情として結果に「一喜一憂する」のではなく、
「なぜ田中くん(自分のこと)は今回70点だったのか」を考えてみることにあります。
「現状は70点しかとれない田中くん(自分)に、80点をとらせるためには何が必要か」ということを考えてみることです。
・自分の特性(よいもわるいも)を改善する
・特性はそのままに、悪影響を及ぼさないように対応策を考える
この2つは、それこそ似て非なる言葉。
自分の「なおさないといけない」ところの解釈を「なおす(改善する・なくす)」ことから「対策する」ことに頭の中で書き換えられた人だけがどんどん人生を好転させていきます。
現場からは以上です!
今日も皆さんにとって、すてきな1日になりますように。
「Z世代とのチームづくり」とは?
これは、私が働く大学生主体のNPO法人にて、大学生とともに事業実施をする中で感じたことや気付いたこと、またチームで活動する中での気づきや学びを共有したり、チームとしていま直面している課題やこれからについて共有したりしながら、ジブン自身も、読んでくださっている皆さんにとっても、チームづくり・コミュニティーづくりについて学びを深めていけたらと考えています。
私が働くNPOではたくさんの大学生が活動しています。学年もバラバラで、入りたての1年生の子もいれば今年が最後の1年!ということで意気込む4年生の子までいます。
世の中にはあまりない、4年ですべての人が入れ替わるという不思議な組織でもあって、「学生(先輩)が学生(後輩)を育てる」という文化を継承しながらやってきている組織でもあります。
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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!