就活するならエゴグラム診断を!

こんにちは、プーチカです。

先日、シマ会計と関係会社が合同で行う新入社員研修に参加しました。

第一回は、TA(交流分析)という人間行動を理論化したものの基礎を学びました。そう聞くと難しそうに思いますが、自分の性格や、他者とのかかわりについて、客観的に把握することができる方法論のようなものでした。学んでいくうちに日常生活でも試していきたいと感じられ、とても面白かったです。

特に、エゴグラムという性格診断テストを受けてみて、自分がどんな人間なのか、どんな考え方なのか、改めて知ることができました。

エゴグラムでは、人の性格を5つの要素に分類し、その5つの数値のどれが高いのか、低いのか、ということから、その人の性格を診断します。

診断に使われるテストでは、「間違ったことに対し間違いだといいますか?」「人をほめるのが上手ですか?」といった、考え方などに関わる質問に対して、自分に当てはまると思うものに高い数値をつけていき、その数値の合計によって、自分にはエゴグラムの5つの要素のどれが顕著に表れているのかが分かります。

エゴグラム診断によると、私の性格はFC(Free Child)という数値が高いそうです。よく言えば「自由」「直感的」「好奇心が強い」、悪く言えば「わがまま」「自己中心的」「衝動的」とのこと。自分でも、この結果には納得です。

研修では、自己診断だけでなく、研修に参加した全員でお互いの第一印象からみた性格を伝え合いました。すると、私は他人から見てNP(Nurturing Parent)という数値が高いという結果になりました。NPの人は、「優しい」「世話をする」「保護する」「過干渉」といったタイプだそうです。他人からそう思われているということについて、ちょっと「えっ!」と思いました。更に、自己診断で一番数値の高かったFCのタイプだと思ってくれた人は殆どおらず、5つの中で一番低い数値になってしまいました。

ここで思い出されたのが、新卒時の就職活動の悲しい思い出……

就職面接では、「周囲からどんな性格だと言われますか?」という質問が定番でした。私はいつも、「わりとアグレッシブで自由だと言われます!」と答えていましたが、きっと面接官は???と思っていたことでしょう。だって、第一印象で私を自由だと思ってくれる人がこんなに少ないのですから。

少しハードな仕事の面接では「君、僻地とか平気?」「職場はおじさんばっかりだけど、やってける?」「うちは夜討ち朝駆けだけど大丈夫?」ということをよく言われていました。自分では積極的にやってみたい方でしたし、正直そんなに心配して頂かなくても…と思っていました。しかし、いくら「出来ます!」と豪語しても、大学時代に頑張ったことを話しても、面接官は腑に落ちていない様子でした。

この時には、どうして伝わらないんだろう、と悩んでいましたが、自分の認識と他人からの印象にここまでギャップがあったことを今回初めて知り、今までの方法では全く自分をアピールできていなかったことに気が付きました。

研修では、効果的な自分の見せ方も学びました。FCが高い自分をそのまま知ってもらうには、「カラフルな服装、髪型」「倍の声を出す」などの行動をしていくと良いとのことです。

"面接ではありのままに"なんてよく言われていますが、やっぱり誤解や決めつけをされずに自分を表現するためには、ある程度自分を作ってみることも大切なのかな、と考えました。

これから就職活動をする方は、ぜひエゴグラム診断を活用してみて下さい!

それでは、今週もお疲れ様でした。

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