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『NieR:Automata Ver1.1a』 アニメ1話見て感激のあまり、感想を書き殴る

今季の(個人的)大注目アニメ、『NieR:Automata Ver1.1a(ニーア オートマタ)』。もうご覧になりましたか?
年末年始のゴタゴタですっかり録画予約を忘れており(大注目じゃないんかい)、やっとPrime Videoでの配信を見ました。ほんと、いい時代ですね、見逃し配信様様です。

感動ポイント1:ゲーム体験を思い出す演出!

まず前提として、PS4やNintendo Switchで遊べる『NieR:Automata』というゲームのアニメ化です。

ゲームのアニメ化はあまり見たことがないのですが、ゲームでやったイベントやBGMで展開されるとワクワクと感動がありますね。
ゲームをやっていない初見さんは1話では何が何やら分からなかったと思います。全然説明なかったですもんね。その補足の最後の人形劇のようですが、ちゃんと2話以降で世界観の説明がうざくならない程度に入ることを期待しています。

感動ポイント2:あの"ヨコオ作品"がついにアニメに!

ヨコオタロウ氏とはゲームクリエイターで『ドラッグオンドラグーン』シリーズや『NieR』シリーズのディレクションをされている方です。私はPS2の伝説的ゲーム『ドラッグ オン ドラグーン(DRAG-ON DRAGOON)』、通称DODの時代からのファンです。

DODの何が伝説かというと、いろんなエンディング全てがバッドエンディングであること。世に言う「鬱ゲー」の代表格です。世界観は中世ヨーロッパのような、魔法と剣、ドラゴンやエルフなどのファンタジー。さらにエログロもあり。そりゃ、当時中学生の私がどハマりしてもおかしくないですね(確信)。愛憎が渦巻き、その中でも愛することの美しさや儚さを感じる(とにかく主人公と契約するドラゴンのアンヘルがたまりません)とっても良い作品なので、やったことない人は是非やってください!『大神(こちらもPS2の伝説的ゲーム 今はいろんな端末で遊べます)』と並んで、いつまでも忘れないゲーム体験ができます。
DODの後のヨコオ作品もやはり鬱ゲーに違いなく、とてもいい作品なのですが世間に受け入れられるのは難しいものが多かったのです。そんな中、世間に受け入れられる程度の絶望感に仕上がっている作品が『NieR:Automata』なのです!

感動ポイント3:新宿を使ったオープニング!

『NieR:Automata』のストーリーを知る上で欠かせないのが一番最初の作品、DODとの繋がりです。
DODのとある激ムズエンディングで新宿が登場します。そのエンディングで起こった出来事をきっかけに、その後の『NieR Replicant』(PS3で発売後、PS4にも移植)、『NieR:Automata』と続いていきます。本当の絶望を理解するために、是非DOD(無印です、DOD2はニーアシリーズには繋がってない)をプレイして、ニーアレプリカントをプレイして、最後にニーアオートマタをプレイすることをお勧めします。

新宿自体はニーアオートマタには登場しません。にもかかわらず、アニメのOPで新宿の映像から、さらに白塩化症候群のような演出は痺れました。

感動ポイント4:エンディング後、意味がわかる第1話!

ニーアオートマタを全クリし、考察も熟読してストーリーを理解してからのアニメ1話目はもう、たまらん演出でした。希望通りです、本当に、本当にありがとうございました!
アニメの最終回までにどこまでその裏要素が出てくるかわかりませんが、とにかくゲームをプレイしてない人は(DODやレプリカントはやらなくてもいいので)先にゲームを全エンディング見て考察を読んでから「Chapter.1 or not to [B]e」を見てほしいです。

余談ですが、それぞれのゲームのキャッチコピーを書いておきますね。
ドラッグオンドラグーン:「抗え。最後まで。
ニーア レプリカント:「一人のために、全てを滅ぼす
ニーア オートマタ:「これは呪いか。それとも罰か。

感動ポイント5:とにかく映像が美しい!

アニメーションの爆発演出と3Dの合わせ方はちょっと違和感ありましたが、とにかくアニメーションが美しく、2Bも9Sも可愛い。パンチラ全然しねえ。今後出てくる機械生命体たちも期待しています。

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まさかこのような形でDODについて語ることになるとは・・・
ヨコオ作品がアニメ化したよ、ともう見ることができない姉に伝えたいです。

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