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f4samuraiはどのくらいの企業規模を目指すのか?

こんにちは。スマートフォン向けゲームを企画開発しているf4samuraiで、CTO/CHROをしている松野です。

f4samuraiは、現在180名前後のメンバーでゲーム開発・運営をおこなっています。そのなかで「今後大企業を目指していくのか?」「どんどんメンバーの人数を増やしていく予定はあるの?」といった声を採用候補者さんからいただくことがあります。

そこで今回は「f4samuraiにとって最適な会社の規模感」について、僕自身の考えを話してみようと思います。


お互いをしっかり見て、理解して働ける会社に

現在f4samuraiでは、主にプロジェクト単位でチームを分けており、1チームおよそ15〜50名ほどの人数で開発・運営をおこなっています。そのほか、職種単位やバックオフィス、新規事業などで分かれているケースもありますが、共通して言えることは「1チームのなかで誰が何をしているか、お互い把握できる人数である」ということです。

これが1チーム50人を超えてくる大所帯となると、いま何の作業をしているかわからない人が出てくるのではないかと思っています。これはリーダーが一人ひとりの動きを監視したい、という意味ではありません。「誰かが困っているときに周りが気づけること」「手が空いていそうな人がいたら適切にサポートを依頼できるようにすること」など、チームで動くうえでの信頼感や心理的安全性をメンバー一人ひとりに感じてもらいながら、業務に取り組んでほしいという思いがあるからです。

また、顔と名前、その人の職種や強みなどがわからない状態になるほどの人数にはしない、ということも経営陣のなかで考えていることの一つです。

先日の内定式でも社長が「人」の話をしていました

少数精鋭で、個々の強みを最大限に発揮してほしい

f4samuraiを設立した当初から、「少人数でチームを組んでいる方が楽しそう」という気持ちが僕個人にはあり、その思いが他の役員とも共有され、現在の規模感に繋がっているように感じます。

チームで働くことの楽しさにはさまざまありますが、その一つに「一人ひとりが自分の強みを発揮し活躍できている」ことがあると思います。チームの中心となって指揮をとり周りを率いていく人もいれば、単純作業を黙々とこなす人もいて、はたまた大きな成果こそなくともチームのムードメーカーとして欠かせない存在の人もいます。

一見、周りを率いていくリーダーのような立ち位置の人がわかりやすく評価されやすいように感じますが(実際に評価されやすい面もあるかもしれません)、単純作業をミスなく細やかに進められる人のスキルも組織にとって必要不可欠ですし、チームを誰よりも観察しムードを作ってくれる人の力に組織が救われた瞬間もたくさんあります。

つまりは、その人なりの活躍の場がある状態に組織がなっていることが重要であり、その状態でありたいと考えたとき、大企業ほどの人数ではない方がf4samuraiにとっては良いと感じています。

また、少数精鋭の方が一人の裁量が大きくなるので、より活躍しやすいのではないかと感じています。実際に「裁量がたくさん与えられて挑戦しやすい環境である」「いろいろなチャレンジができる」といった声を社内メンバーからもらうことがあり、少数精鋭の考え方を大切にしてきて良かったな、と思うときもあります。

創業当初ゲームリリースするときには一緒にEnterキーを押していました

大企業の良さとは?

ここまではf4samuraiとしての企業の規模感に関する考えを話してきましたが、僕自身前職では大企業にいたこともあり、大企業の良さも理解しているつもりです。

例えば、一企業でできる事業の幅は格段に広がりますし、研修や福利厚生も充実しています。人数が多い分ルールも細かく整っていくため、より組織的に動きたいという人やきっちりとしたルールのなかで働く方が安心するという人にとっては過ごしやすいでしょう。

また、チームや部署が多いことも大企業の良さだと僕は思います。属したチームで人間関係がうまくいかなかったり、その部署でおこなう業務ややり方がどうにも合わなかったりしたとき、退職せずともチームや部署を異動することで解決できる場合も多々あるので、そういった点は大企業の強みだな、と思います。

前職のオフィスにて。つまらなさそうな顔ですが楽しく仕事してました

人を増やす=f4samuraiをベストな状態にするため

今よりも多くの作品やサービスを開発・運営することになったらどうするのか、と仮に考えたときに、僕個人としてはやはり大企業にしていこうという思いはあまり湧いてきません。もしそんな状況になった場合、パートナー企業を増やしていくのか、別の会社を新たに立ち上げるのか……など、f4samuraiのメンバーをどんどん増やしていく方向ではない別のやり方を模索していくかな、とジャストアイデア的に感じています。

もちろん、現状すべてがうまくいっている、というわけではなく、f4samuraiにとっての課題はまだまだたくさんあります。その課題を解決するために必要な力をもった方に出会えたならば、ぜひ入社いただきたいと考えていますので、決して人数を絶対に増やさないという考えではない、ということは伝えておきたいと思います。

現在職種リーダーとして活躍しているメンバーが現場から少し離れて、組織のことを考える時間と余力が増えるくらいの人数になることが、目指したいベストな状態であり課題の一つなので、そこに向けて「人となり」が弊社とマッチする方をしっかりと採用していきたいです。

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