哲学シャーク回! ノベルゲームの背景はシナリオを雄弁に語るのか?
ある統計によりますと、日本人の約50%は何らかのアレルギー性鼻炎症状を持っているとのことです。
くしゃみや鼻水などを引き起こす原因物質へのアレルギー反応を総称してアレルギー性鼻炎と呼ぶらしいけど、特に気になるのがやっぱりスギ花粉症ですか。
スギ花粉症はスギの花粉が原因物質となって発症するアレルギー性鼻炎であり、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれているそうです。その発症割合は高く、3人に1人は花粉症だとも言われています。ん? さっき日本人の50%って言わなかったっけ? 何か統計のマジックを感じませんか?
というわけで気になったので調べてみました。
ザ・日本人一億総花粉症化計画! シンプルに『花粉症_日本人』で検索!
とあるサイトでは「花粉症の有病率は40%以上」とあったり、こっちの統計サイトでは「スギ花粉症は全国平均約15%」とあり、また「アレルギー性鼻炎有病率は49%以上」であったり。「山◯県の花粉症自覚者が77%」って調査報告までありました。
表記のゆらぎがひどいと思いません? 大學に提出する論文でこれやったら評価もらえずに突き返されますって。
要は調査者が求める数値をいかに作り出すか。それが肝なんでしょう。無作為抽出された一万件の聞き取り調査で回収率が50数%。さらにそこから有効回答を抽出して「何らかのアレルギー性鼻炎症状を自覚していますか?」という設問に対して「はい!」と回答した数字を計算します。そりゃ50%を越えますよね。そもそも非花粉症者はアンケートに答えませんし。インタビュー次第では一億総花粉症時代も夢じゃありませんて!
さて、一億総花粉症時代を踏まえてここで市場調査を行いたいと思います! noteの『大學奇譚 葉落々の準備室』を一度でもご覧になったことがある方に聞き取り調査をします!
・『大學奇譚 葉落々の準備室』を一度でも読んだことがある。(はい・いいえ)
『はい』と回答した方はこのまま読み進めてください!
『いいえ』と回答された方は一番上まで戻ってもう一度ここまで読んできてください!
さて、ここまで読んでいただけたということは『大學奇譚』の認知度はほぼ100%に近いということになりますよね。ね。
ご存知の通り『大學奇譚』は現在鋭意製作中のノベルゲームです。ここでノベルゲームというものを構造解析してみましょう。
ゲーム画面があります。登場人物が表示されます。台詞表示ウインドウが開きます。さあ、だいぶノベルゲームっぽい画面を想像できましたか?
ゲーム画面の中にキャラクターが登場し、感情を表現するアニメーション演出がなされる。台詞ウインドウの中で文字が送られて物語が展開される。これだけで十分ゲームっぽくなりますよね。でもあと一つ、重要な情報源があります。それは『背景』です!
ノベルゲームにおいて『背景』はシナリオ展開の補佐を務める役割があり、文字情報以外での状況演出の役目も担っています。小説でいうところの地の文がノベルゲームの『背景』なのです。
地の文で魅せる小説演出があるように、『背景』が語るゲーム演出もあります。『大學奇譚』が目指すノベルゲーム像がそこにあります。
次回『葉落々の準備室』では『背景』を哲学シャークしていきたいと思います! 次回に続きます!
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