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【Tips】Nannybag - 荷物預りサービスが便利


はじめに

先日、フランス・リール旅行中に利用した Nannybag という荷物預りサービスが便利だったので紹介します。

以前、Bounce という同様のサービスを紹介しましたが、旅行先によってはいずれかのサービスの方が提供場所が多い/少ないがあると思います。リールの場合は Bounce の提供場所が少なく、Nannybag の方が圧倒的に多かったです。

本noteでは Bounce と比較しながら Nannybag のサービスについて説明したいと思います。

Nannybagとは

https://www.nannybag.com/en/guides より

Bounceと同様に、地元のお店 (レストランやホテルを含む) の空きスペースを利用して、荷物預かりサービスを提供しています。

使い方

  1. 会員登録 (必須) とアプリをインストール (optional)

    • Bounceとは異なり、会員登録が必須です。

    • アプリをインストールしておくと、アプリで情報を一元管理できるので、ロッカーの検索や預入・引取が楽になります。

  2. 預入場所の検索・予約

    • 荷物の個数・日数によって値段が変わります。デフォルトでは2個の荷物になっているのでご注意ください。

    • 複数の荷物を大きなロッカーにいれることが出来る場合は、通常のロッカーに預けた方がリーズナブルになるかもしれません。

    • 24時間営業でない場所も多いので、予定にマッチする預け入れ場所かどうかも確認する必要があります。

    • 30分間隔単位での預入時間・引取時間の指定が必須です (例: 9:00-9:30 預入、17:30-18:00 引取) 。いずれかの時間が変更になった場合は予約の変更が必要になります。

  3. 預入

    • 予約後に、預入場所の詳細な住所・連絡先がメールで送られてきます (アプリでも確認可能)。

    • 予約した時間に預け入れに行きます。

    • 預入場所についたら荷物を預かってもらいたい旨を伝え、荷物を預けます。NannybagはQRコードが無いので、引換券を渡されることが多いと思います。引取まで無くさないよう保管ください。

  4. 引取

    • 予約した時間に引き取りに行きます。

    • 引換券 (なければ申し込み番号) を提示して荷物を受け取ります。

Bounceとの比較

Nannybagを利用するメリット・デメリットは、Bounceで記載した内容と変わらないです。荷物の保障も €10,000 までされているし、Bounceのようにサポート対応24時間年中無休とは大々的には謳っていないものの、チャットやメールで問い合わせ可能です。なので、実際に2つのサービスを使ってみて感じた、それぞれのサービスで優れているところをまとめたいと思います。

予約について

Bounce・Nannybagともに預入時間・引取時間を指定しますが、より柔軟性があるのはBounceの方です。

Bounceの方は予約時間はあくまでも目安といった感じで、公式のサイトにも預け入れ先が営業時間内であれば時間がずれても問題ないと書かれています。

対して Nannybagの方は (実際の運用はどうにせよ)、予約指定した時間に預入・引取をする必要があります。変更があれば都度予約画面から更新する必要が出てきます。特に旅先では時間が読みにくい場合も多いので、より柔軟な Bounceの方がユーザーフレンドリーだと感じました。

預入・引取について

[機能面]
BounceはQRコード、Nannybagは引換券を利用します。デジタルとアナログ、どちらも一長一短があると思います。スマホが電池切れや故障等で使えなくなればQRコードにアクセスできなくなるし、引換券は紛失のリスクがあります。何も問題が起こらないと仮定した場合、ユーザー側からすると便利なのはQRコードの方かと思いますが、結局のところは好みの問題かと思います。

[荷物サイズ]
Bounceは預入荷物のサイズ規定はざっくりで、搬入・搬出が可能なもの、となっています。対して、Nannybagは基本的には何でもOKとしながらも、以下を超える荷物は預けられないと書かれています。

・Single pieces of luggage weighing over 30 kg
    (荷物1つあたり、30 kgを超えるもの)
・Luggage with a height, width, or depth of over 90cm
   (1辺の長さが90 cmを超えるもの)

https://help.nannybag.com/en/articles/105408-what-is-the-maximum-size-and-weight-allowed

この制限に関しても、実際の運用上はそこまで厳しくないのかもしれませんが、ルール的にはそう定められています。

[付随サービス]
Bounceは純粋に荷物を預けるだけのサービスに対し、Nannybagは以下の4つのサービスが預入場所によっては無償で提供されています。預入場所を選択する際に、これらの情報を確認できます。

  • Wifi

  • トイレ

  • 電源タップ

  • 荷物用監視カメラ

特にヨーロッパはどこにでもトイレがあるわけでなく、かつ有料なことが多いので地味に便利なサービスかもしれません。

おわりに

Bounce、Nannybag ともに良し悪しがあります。両方とも提供サービス内容としてはあまり変わらないですが、選択肢が増えることは良いことだと思います。旅のプランや預入時間・個数・金額を考慮して、その土地で最適なサービスを利用するのが良いのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました😌


トップの写真のCredit: Photo by ZhiCheng Zhang

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