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424 日本の政治の戦後総括とこれからの未来の改革 小沢一郎篇

ゴールデンウィークに小沢一郎氏の「日本改造計画」を再読した。
昔読んだ時よりも面白い。
今の政権の構造そのままなのでした。

90年代は、実質小沢一郎総理大臣だった時代が数年続いた。
が、結局彼の言う通りにはならなかった。
「保守・二大政党制」は実現しなくなった。

2020年までに「官僚内閣制」の崩壊が起こりました。

・保守改革穏健派の職業政治家内閣である「菅政権」のリバイバルを取り戻すには
・「民間企業経営とイノベーション」を政治に反映するには

今後気になる話題。

・地方市議選
・自民党宇宙議連

・ispace残念でしたね。


左派政治の展望と俯瞰図、人間関係権力模様

・旧民主党・立憲民主党派
・連合・旧総評系労働組合ネットワーク
・国民民主党・民社党・御用労働組合派
・朝日新聞派
・毎日新聞派
・日本共産党派
・社会民主党・旧社会党残党組
・東京新聞派
・週刊金曜日派
・れいわ新選組
・日本芸能界・映画産業左派系ネットワーク
日本の左派の人的ネットワークを俯瞰図で集めてあるサイトはないものでしょうか?
この30年は、左派リベラルへの不審と失望の政治が長く続いてきたと思います。
元々私は「社会党」の研究者ですが、旧社会党の得票率、選挙での支持率を見ると、そもそも自民党が35パーセント前後なのに対して、社会党はだいたい10から15パーセント前後。圧倒的な開きがあったにもかかわらず、国民の声を聞いてきませんでした。


日本で、保守系思想がまとめられることはない。
あっても左翼系によるもの。せいぜいホイッグ党の保守のバイブルエドマンドバークぐらい。
・エドマンド・バークーー旧自由主義と地主のバイブル
・アーヴィン・クリストル


アメリカのネオコンサバティブやニューライトが整理された本。ただ難解すぎる。学者的。


アメリカの良質なコンサバティブの思想史をまとめた本。
マルクスだけではなく、そもそもルソーやベンサムへの抵抗だと思います。ルソーはいわば「全体主義者」。結局彼の主張する一般意志とか全体意思は、「公共善」を押し付ける思想だからです。


高所得の白人系の移民に限定すればいい。
リベラルはガーガー言うでしょうが、所得の高い移民を東京に増やせば
間違いなく所得は上がります。

・保守の正統性

米民主党のタカ派系議員といえばヘンリー・ジャクソン。
ネオコンサバティブの源流の一人とも言われます。

リチャードパール

ジャクソン・パーニック法


日本のリベラルの老害性
かつてのヤングリベラル・ヤングレフト
・社民連系 
江田五月
菅直人


・自民党の党派閥構造
・専業主婦やセレブ層のリベラルよりのコンサバティブ層。
ここは本来民主党や社会党、立憲、れいわだが、こここそ自民党が奪える。
他罰や他責、攻撃、批判などの陰湿な中傷野党が嫌いなセレブリティは多い。ある程度リベラル色を多少入れつつ、正統的な保守自由主義政策を実現できるはずだ。

得票データ率とジレンマ

・保守からリベラルまで 自民党
・一極集中 創価学会員 公明党 

・左翼 日本共産党 高齢化と離脱が顕著。

いわゆる保守・自由主義のバイブル
・ドラッカー
・バショット憲政論 わたしのバイブルの一つ
・エドマンドバーク フランス革命についての省察
当時としては自由主義者、いわゆるホイッグ党のリベラル系議員だったバークが、当時起こった「フランス革命」に対して公然と批判した書簡集を本にしたもの。フェミニズムや左派リベラル、LGBTの時代にもバークの保守的な郷土愛精神が蘇る。

・家族こそ宝。
・LGBTで崩壊する日本
・日本の保守的精神と自由主義の概念
・聖教者と商業者


・保守政党は「反逆」で生まれたーー逆説的保守革命理論

結論からいえば、アナーキストやマルクス主義者の行き着く先は、先進的な情報や博士論文を誰もが読み書きし、「革命の理解」をしなければならない世界である。
偉大なる革命家だけに未来は見え、偉大なる思想家だけに、偉大なる世界が現れる。
そのように、左翼的世界観はまことに素朴であった。
若き日、中沢新一、國分功一郎、白井聡、彼らは例外なく、未熟で、年齢だけ重ねた肥満児であった。公金や学費、教育費を搾取することなしに自立することはできない精神的幼児者そのものであった。
彼ら「幼稚的革新」「幼きリベラル」「大学教授だけのレールロード人生」とは対照的だったのが、「現実的保守主義者」であった。
中小企業経営者、大企業の雇われ経営者、地主、マンションオーナー、職業投資家、みんな例外なく保守とか政治思想を持ってすらいなかった。
この違いは何か?
ずばり、「時間の試練」を受けたかどうか。
そして、有責性を持っているかどうかに他ならない。
おそらく、日本の左派思想家で、時間の試練に耐えうる鑑賞に耐えられる思想家は、おそらく國分功一郎のみだろうが、彼の本が150年後に読まれていることは賭けてもいいが絶対にないと思う。
一方で、バークの思想は300年後も読まれ続けているはずだ。

ヘーゲルからの思考の直線的な平行線はここにして始まったのである。


・車と高級時計

時計の歴史において、最もでかい革命は「クオーツ式電子時計」の普及化でした。これは完全に日本企業であるセイコーがやり遂げました。
これによって200年近くのスイスの機械式時計産業は根本的に壊滅と破壊、再編を余儀なくされました。この頃、Iwcは本気で廃業を考え、世界の機械式時計の王様・パテックフィリップですらクオーツ式時計の研究開発をスタートさせました。
ところが、時計産業の歴史はその後、バブルを境にガラッと変わります。
90年台になると、クオーツ式時計が一人一台に普及化し、コモディティ化していきます。
憧れの高級時計だったクオーツ式時計は誰でも買えるようになり、ついにCASIOが「G-SHOCK」という大ヒット商品を出します。
これは正確には時計というより、電子デジタル表示のできるコンピューターであり、カシオは非時計メーカーの計算機会社だからこそできたイノベーションでした。
じゃあ、チープカシオやG-SHOCK、
ロレックスやオメガなどの大衆向けの時計
そしてパテックフィリップやオーデマピゲなどの超のつく高級時計が
不要になったかというと、そうではなく、
むしろ失われたテクノロジーである脱進機

ちょっと雑記メモになっちゃいました。またまた。

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