KiKi北千住を訪ねて。
明けましておめでとうございます。
建築写真や都市写真を撮っております、
フォトグラファーのゴトウ リョウスケです。
今回は、お正月に北千住をお散歩した際に訪れた喫茶"KiKi北千住"さんが素敵すぎたので1本書いてしまおうという企画です。
常磐線を横目に。
新年を迎え数日経ったある日、僕は北千住駅に降り立った。ガタンゴトンと常磐線が小気味よく走り抜けていくのを横目に、線路沿いを南に向かって10分ほど歩いてゆく。駅から少し離れ、鉄棒とブランコとベンチだけの控えめな公園を備えた閑静な住宅街。地元の人しか歩かないような入り組んだ路地に入り込んでいくとたどり着いたのが今回の目的地"KiKi北千住"。
築90年の古民家空間。
ガラガラと音を立てながら引き戸を引き玄関に入ると、左手の棚上にはカトラリーなどのこだわりの日用品やアクセサリーが綺麗に陳列されているのが目に入った。"KiKi北千住"は築90年の古民家をセルフリノベーションした喫茶空間。半月型にくり抜かれたモダンな半個室、正面にはバーカウンターキッチン、天井には古民家ならではの大梁、そして小上がりの畳部屋。古民家とモダンが融合した空間が目前に広がっていた。
こだわりの日本茶6種。
"KiKi北千住"ではこだわりの日本茶をこだわりの甘味とともに頂くことができる。静岡県富士市の老舗茶園「富士山まる茂(まるも)茶園」でつくられた茶葉をつかった6種類の日本茶がこちら。
お正月限定に惹かれて。
メニューを手に取ると「お正月限定」の文字が目に飛び込んできた。おしるこ+αを頂けるお正月限定セットが松竹梅の3ランク並んでいる。松を頼めば日本酒とお抹茶が付いてくるというなんとも魅力的な内容だったが、今回は他にも気になるアルコールメニューがあったので、お抹茶が付いてくる真ん中の竹を選んでみた。
琥珀色の茎ほうじ茶×焼酎
こだわりの日本茶6種にはそれぞれアルコールメニューが用意されている。茶葉をそれぞれお酒に漬け込み抽出した贅沢なお酒。今回僕は4番の茎ほうじ茶「MARU」を漬け込んだ焼酎をお湯割りで注文。間もなく運ばれてきたが、なんとびっくり綺麗な琥珀色。古民家の磨りガラスに越しに差し込む太陽光がその美しさを強調する。
絶品レアテリーヌの魔力。
最後におすすめしたいのが、とろっとろの「レアテリーヌ」。抹茶味とほうじ茶味の2種類あってそれぞれペアリングにおすすめのお茶があるみたい。訪れた際はおすすめの組み合わせを聞いてぜひご賞味あれ。
(来店の際にはご予約がおすすめ)
最後まで御覧いただきありがとうございました。お味に関しては百聞は一見に如かず、ならぬ百聞は一口に如かずということで、文章で感じるよりも是非訪れて味わっていただきたいです。最高なので。来店の際には公式LINEから予約ができるので、ぜひHPを覗いてみてください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?